徳正美|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

沖縄の住宅建築情報と建築に関わる企業様をご紹介

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徳正美

これまでに書いた記事:91

編集者
美味しいもの大好き!楽しい時間も大好き!“大人の女性が「自分」を存分に謳歌できる”そのために役立つ紙面を皆さんと作っていきたいと思っています。

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企業・ひとの取り組み

【人物紹介】機能つなぐ「間」をデザイン|美音Space Design株式会社 代表取締役の比嘉伝英さん[ひと]

住宅から大型商業施設、医療・介護施設に公共建築までを手がける美音Space Designの比嘉伝英さん(61)。大切にしている「『間』のデザイン」が特徴的な「道の駅おおぎみ やんばるの森ビジターセンター」は昨年、沖縄建築賞で入選。名護市のまちづくりや空き家対策など、地元への関わりも積極的だ。
特集・企画

[集合住宅・商業ビル 再生①]築36年のアパートを再生 |賃貸でも間取りフレキシブル|(株)屋島組

子どもが小さい間はワンルームで広々と、思春期になったり仕事でリモートワークが必要になったら個室を増やし3LDKに、子どもが独立したら夫婦それぞれ趣味が楽しめる2LDKへ―。そんな家族の成長に寄り添う、夢のような賃貸住宅をカタチにしたのが、企画設計・建築を手掛ける屋島組の「グローイングハウス(成長する住まい)」だ。
特集・企画

不動産の日特集2023①|RC造の劣化 食い止めるには?

鉄筋コンクリート住宅が劣化する主な原因は、内部の鉄筋がさびることで起こるコンクリートのひび割れや剥落だ。劣化を食い止め、今ある家に長く住み続けるためにできることは何だろう? 1977年に南城市の奥武島に建てられた住宅の劣化分析から、そのヒントを探る。※9月23日は全国宅地建物取引業協会連合会が制定した不動産の日。今号は不動産活用・取引をテーマに特集を展開します。
特集・企画

[7月1日・建築士の日特集]2拠点で活躍する建築士②|玉城勝也さん(Creative Team 情熱集団 沖縄 代表)

沖縄本島とそれ以外の「2拠点」で活躍する建築士にスポットを当て、地域や国が異なる2拠点に身を置くからこそ感じる面白さを語ってもらった。7月1日は建築士法の施行日から「建築士の日」。今号は建築士をテーマに特集します。
お住まい拝見+

[お住まい拝見+]無垢材・漆喰で湿気対策|㈲Kでざいん

「お住まい拝見」で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介する。(紙面連載「今月の表紙から・2023年6月」より転載)
お住まい拝見

風抜ける60代からの家|(有)Kでざいん[お住まい拝見]

[水回りの使い勝手も良く]
実家の老朽化に伴い、隣の空きスペースに母と住む家を建てた60代のSさん。「家中に風が抜け、水回りの使い勝手も良くて助かっています」。以前から使っていた井戸水は新居でも活用した。
特集・企画

「ずっと触れていたい!」アトリエ・ネロ×漆芸舎伍×Mov|建材としての魅力 漆

住宅建材の選択肢として自然素材への関心が高まる中、「首里城復元で継承される漆技術を住まいに-」と、漆を取り入れた住宅の見学会が3月末、那覇市で開かれた。設計を手掛けたアトリエ・ネロの根路銘安史さんと漆職人の森田哲也さんのトークセッションから、建材としての漆の魅力を紹介する。
お住まい拝見+

[お住まい拝見+]窓使いで風通しも眺めも|ロイヤルハウス那覇店 ㈱イスト

このコーナーでは、「お住まい拝見」で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介する。(紙面連載「今月の表紙から 2023年3月」より掲載)
お住まい拝見

庭を眺めてデッキで晩酌 沖縄に移住した60代夫婦が建てた、風通しのいい木の家|(有)イスト[お住まい拝見]

[沖縄らしさもちりばめ]「老後は夫婦でのんびりしたい」と夫人の故郷沖縄に新築したAさん(61)夫妻。風通しのいい家にはアマハジに赤瓦風の屋根、ミンサー柄の外壁と沖縄らしさもちりばめた。
特集・企画

建物の真ん中に誰でも使える土間のキッチン! 交流や自給を楽しむ赤瓦屋根の共同住宅|住んでみたい! こだわり賃貸②

新年度に向けて賃貸物件が活発に動く時期。今回は、県内にある“こだわり賃貸”を紹介する。ほかのアパートとはひと味違うデザイン、間取り、共有スペースを有する3物件をピックアップ。設計者やオーナーに「なぜ、そこにこだわったのか」意図や思いを聞いた。
特集・企画

[沖縄・建築士の日2022 特集⑤]意外な分野で活躍する建築士

7月1日は建築士の日。その職能は建築業界だけでなく、さまざまな職種で生かされている。意外な分野で活躍する建築士を紹介する。※7月1日は建築士法の施行日から「建築士の日」。今号は建築士をテーマに特集を展開します。
お住まい拝見+

[お住まい拝見+]技あり襖で落ち着き+趣

このコーナーでは、「お住まい拝見」で、掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。(紙面連載「今月の表紙から 2022年5月」より掲載)
お住まい拝見

[沖縄・お住まい拝見]ウチナー家を現代風に|(株)琉球住樂

[1人でも大勢でも快適]実家を継ぐにあたり「1人でも快適で親戚や子どもたちも集まれる家に」と考えたYさん(79)。家族やご近所さんと気楽に集える開放感はそのままに、家事の手間が省け健康的に暮らせる現代のウチナー家(ヤー)に建て替えた。
特集・企画

[沖縄・建築士の日 特集①]意外な分野で活躍する建築士

7月1日は建築士の日。その職能は建築業界だけでなく、さまざまな職種で生かされている。意外な分野で活躍する建築士を紹介する。※7月1日は建築士法の施行日から「建築士の日」。今号は建築士をテーマに特集を展開します。

大切なのは過程。価値観の共有が鍵|「タイムス住宅新聞」創刊35周年特別対談

住まいづくりに欠かせない「パートナー探し」で大事なことは? タイムス住宅新聞の創刊に携わり、自身も2度の家づくりを経験した村吉則雄さんと、創刊当時から本紙と関わりの深い建築士の本庄正之さんが対談。住み手と造り手の意識の変化や関係性をひもとき、より良い住まいづくりのヒントを探ります。
お住まい拝見

テラス囲むリゾート風の平屋|(有)武一建設

[お住まい拝見|家族のくつろぎ第一に]「家族みんなが居心地良く」とSさん(45)一家が建てたのは、テラスを囲むリゾート風の平屋。漆喰壁にインテリアが映えるゆったりとした空間や公私を分けた造りが特徴だ。
お住まい拝見

庭囲む3姉妹家族の家|(有)真玉橋設計事務所

[お住まい拝見|145坪に3世帯8人]145坪の敷地に新築したKさん、Yさん、Tさんの3姉妹8人家族。玄関は別、ライフスタイルも三者三様ながら、庭を囲みにぎやかに集える住まいとなった。
お住まい拝見

2階に玄関 居間は二つ|アトリエ・ネロ

[お住まい拝見|実家建て替え3世代同居]築45年余の夫人の実家を建て替えたOさん(48)一家。道路との高低差を生かして玄関は2階に、居間は二つ設けることで、同居する夫人の母もOさん親子も気兼ねなく過ごす。
お住まい拝見

小さくても5層で広く|コバヤシ401.Design room (株)

[お住まい拝見|38坪の三角地 スキップフロアで家中つながる]38坪の三角地に立つGさん(37)宅。箱のような家の扉を開けると、5層のスキップフロアを貫く吹き抜けが登場。半階上がったキッチンの先には、緑も見えるリビングが広がっている。
こだわリノベ

クールで上質 大人の遊び場|(有)エバデザイン

[こだわリノベ・インダストリアル風 全面改修・一戸建て・築25年・RC造]築25年の2階建ての家をリノベーションしたYさん(49)。磁器タイルなど黒でまとめた1階は、クールで上質な大人の空間だ。思い描いたのは、工場をイメージした「インダストリアルテイスト」。照明は2階まですべて違うデザインを吟味するなど、こだわりを詰め込んだ。
お住まい拝見

二つの土間で伸び伸び|ロカルウ

[お住まい拝見|外は6.5畳、内は3畳]「かしこまらずオープンに」と新築したMさん宅は、玄関の外と内に土間がある。6.5畳と3畳の土間は集い・くつろぎ・涼を生み、広い室内と相まって家族は伸び伸び暮らす。
巻頭特集・企画

[不動産の日特集|実家を生かす]②宿泊施設

地価や建築費の高騰から住宅や店舗など新たに不動産を取得するのが難しくなっている昨今、見直したいのが「実家の活用」だ。9月23日の不動産の日にちなみ、2世帯取得に役立つサイトや、店舗への改装事例、行事の際は帰省し普段は宿泊施設にすることで維持活用につなげた3手法を紹介。中古住宅の不動産動向も取り上げる。
こだわリノベ

台所床が壁に!家は“遊べる箱”|建築設計事務所アトリエセグエ

[こだわリノベ・夫人の生家を改修 全面改修・築40年余・一戸建て・RC造]夫人が生まれ育った築40年以上の2階建ての家をリノベーションしたSさん(39)。リビングでひと際目を引くテレビ裏の壁は、以前の台所の床を再利用したというから驚きだ。「家は自由に遊べる箱」。思い出も今のライフスタイルも生かせる、リノベならではの醍醐味(だいごみ)が詰まっている。
お住まい拝見

2階建てでも一体感|(有)義空間設計工房

[お住まい拝見|CB造で基礎と杭減らしコスト減]「家族の気配を感じたい」と希望したSさんが選んだのは、基礎と杭(くい)が減らせる補強コンクリートブロック造の2階建て。引き戸を多用した造りと“技あり”階段が家中をつなぐ。
お住まい拝見

動線バツグン 23坪の家|(有)武一建設

[お住まい拝見|どこにいても動きやすい]「掃除しやすく、家族の顔が見える住まいに」とMさん(39)一家が建てたのは23坪の平屋。行き止まりのない回遊動線で、コンパクトながら「どこにいても動きやすい」と喜ぶ。
こだわリノベ

見せ場作り印象的に|Arms DESIGN(アームスデザイン)

[こだわリノベ・住まい+アトリエに 全面改修・築20年余・一戸建て・混構造]築20年余の中古住宅をリノベーションしたKさん(43)宅は、床から立ち上がったようなキッチンやビンテージカップの飾り棚、ピロティを利用したアトリエなど“見せ場”が随所に。既存を生かしてコストバランスを図りつつ、夫婦が好きな雑貨や古家具がなじむ、印象的な空間になった。
お住まい拝見

絵とワインと集いと|(株)一級建築士事務所 斎

[お住まい拝見|都心の住宅街 階層で公私分け]都心の住宅街に立つMさん宅は「大勢がくつろげるように」と階層で公私を分けた3階建て。絵画やシャンデリアが映える広いLDKで、ワインパーティーを楽しむ。
建築

考えよう!沖縄の省エネ住宅[19]|「沖縄に合った省エネ基準を検討すべき」が1割占め

一定規模以上の建築物に対して国が定める省エネ基準を満たすことで省エネ性能の向上を図る「建築物省エネ法」。国は、基準適合の義務化を段階的に進めるべく昨年12月に示した「今後の住宅・建築物の省エネルギー対策のあり方について(第二次報告案)」に対し、広く国民の声を求めるパブリックコメントを実施。内容をまとめた。NPO蒸暑地域住まいの研究会代表で、県内の建築3団体からなる「沖縄の気候風土適応住宅推進連絡会議」事務局も務める松田まり子さんは「『沖縄の気候風土に合った省エネ基準を検討すべき』との意見はパブコメの約1割を占めた。国もその声は無視できない。今後の動向に注視したい」と話す。
建築

考えよう!沖縄の省エネ住宅[18]|ク―ラー1台で家中サラリ

 断熱+計画換気で結露を防ぎ、3世代住み継げる木造住宅を提案する(株)琉球住樂一級建築士事務所。専務取締役の伊良皆盛栄さんは「住宅の性能を適切に高め、自然素材と併用していけば、沖縄の真夏時でも冷房1台で家中をサラリと快適に保てる。エアコン効率が良くなるだけでなく、結露を防いで住む人の健康にもつながり、家も長持ちする」と説明する。
建築

考えよう!沖縄の省エネ住宅[17]|中性化は推定400~1600年後

「中性化が進行することは考えられず、中性化が鉄筋に到達するのは400~1600年と推定され、非常に高耐久な建築物であると評価できる―」。東京理科大学の今本啓一教授からの報告だ。高炉スラグコンクリートで密度を高める配合と打設方法で施工した、首里寒川町の住宅での非破壊検査の結果だ。ここでは高炉スラグコンクリートとは何か、実際に住宅施工に採用するに至るまでの経緯や今後の可能性についてまとめた。
建築

考えよう!沖縄の省エネ住宅[16]|4.2kwhで停電時も3日間生活

大規模な停電で暮らしに多大な影響をもたらした9月の台風24号。10月に行われた沖縄県トータルリビングショウでは、蓄電池の展示ブースに多くの人が立ち寄り、関心の高さをうかがわせた。県内で蓄電池の販売・設置を手掛ける(株)饒平名エコステーションの饒平名知也代表取締役は「この3年間でわが社の蓄電池の販売数は100を超えた。停電時はもちろん、普段も電気の自給自足ができるので、電気代の削減が可能」とアピールする。
防災

わが家は安全? チャートで確認|知ってる? 耐震化

「『わが家であと何年、安心して暮らせるのか』。住宅の老朽化が進むにつれ、不安を抱く人は多い」とNPO沖縄県建築設計サポートセンターの西里幸二理事長。そもそも、住宅の安全性はどう判断すればいいのか?わが家は大丈夫か? 相談先の情報と合わせて話を聞いた。
お住まい拝見

キッチン軸に楽しく!|(有)武一建設

[お住まい拝見・奥行き13メートル 動線短く広がりも]Sさん宅は「料理好きの夫人がキッチンにいて楽しい家」。家中が見渡せ、明るく広々。奥行き13メートルながら、キッチンを軸にしたことで各所へのアクセスも良好だ。
特集・企画

[マンション特集2018年] 沖縄のマンション事情

[マンション特集2018年・沖縄のマンション事情]マンションの建築ラッシュが続いている。本紙では、今号で紹介する販売業者(3~5面、8~11面掲載)に、この1~2年に販売するマンションについてアンケートを実施。回答を得た=下に抜粋。さらに県内のマンション事情について、設計を手掛ける(株)デザインスタジオ琉球樂団の伊佐真吾専務と、施工を手掛ける(株)謝花組の長嶺直樹生産事業部部門長にインタビュー。「価格・仕様ともに多様化」「地価の高騰などから、戸建てよりも割安感を感じる人が増えたのでは」と話す。
建築

考えよう!沖縄の省エネ住宅[15]|結露防ぎ空調28度でサラリ

木造の戸建て建築やリフォームを手掛ける(有)ラムハウジング。同社が提案するのが健康も省エネも追求した「ゆがふ家」だ。遮熱率99%超の超薄型高遮熱シートと三重の空気層、自然素材を組み合わせることで、結露しにくく、エネルギー効率もアップ。「シートで遮熱するだけでなく、自然素材との相乗効果で室内は常に50~60%と湿度が低いため、真夏でも室温28~29度でサラリ、快適に過ごせます」と同社の川上優社長は説明する。
建築

考えよう!沖縄の省エネ住宅[14]|ガス消費とCO2排出 11%減

給湯は、冷房や照明を抜いて家庭のエネルギー消費量第1位を占める。特に県内に多いガス給湯機を見直すことは、住まいの省エネ化に有効だ。リンナイ(株)沖縄営業所主事の江崎芳則さんは、「高効率型の『エコジョーズ』は、排気熱を有効に利用することで従来型に比べ熱効率が格段にアップ。ガスの使用量、CO2排出量ともに11%削減できる上、家計にも優しい」と説明する。
建築

考えよう!沖縄の省エネ住宅[13]|光熱費8割減 災害にも強い

住まいの断熱性能や省エネ性能を上げつつ太陽光発電などでエネルギーを創り出すことで、年間の1次エネルギー消費量の収支を概ねゼロ以下にする「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」。(有)フロンティアーズが提案する木造住宅「R+house」は、設計時における1次エネルギー消費量が基準値の約半分、年間の光熱費に換算すると8割削減が期待できる省エネハウスだ。伊藝直社長は「断熱、気密、換気のトータルバランスで空調費のムダを徹底して省いている。蓄電池の設置や電気自動車(PHEV)に対応することで、災害にも強い住宅となった」とアピールする。
お住まい拝見

家族・仲間と遊べる家|冨田浩嗣建築研究所

[お住まい拝見・1、2階で公私分け気兼ねなく]実家隣に2階建てを新築したTさん(48)。1階は趣味のビリヤード室や庭まで一つにつながる「遊び場」。上下階で公私を分けたことで家族も来客も気兼ねなく過ごせる。
建築

考えよう!沖縄の省エネ住宅[12]|真夏の屋根温度 17度下げる

県内に多い鉄筋コンクリート住宅(RC造)の温熱環境を考える際、ポイントの一つになるのが「コンクリートの蓄熱をいかに防ぐか」。(株)伊是名ブロック工業の遮熱ブロック「サンガード・ホワイト」は、敷設することで太陽光が直接屋根スラブへ当たるのを遮り、屋根から室内へ熱が伝わるのを防ぐ。同社の伊是名久代表取締役は、「特に夏の太陽高度が高い沖縄では、屋根への直射日光を遮る手だてが有効」と話す。
お住まい拝見

ラフな室内は居心地よく、ぬくもりに包まれた空間に|ロカルウ

[お住まい拝見・仕切りなく収納たっぷり]「片付けなきゃとイライラするのは嫌。物があってもサマになる家に」と中部の住宅地に平屋を建てたKさん(33)。仕切りがなく収納たっぷり。ラフな仕上げが居心地の良さを生む。
建築

考えよう!沖縄の省エネ住宅[11]|給湯コスト 最大7割減

入浴をはじめ調理に洗濯など、毎日の暮らしに欠かせない「湯」。その湯を沸かすのに、太陽の光と熱を効率よく活用しているのがソーラー温水器だ。タイガー産業(株)が取り扱う太陽光熱利用型温水器「タイガーサンライトキング」は、真空管を使った熱交換方式を採用することで、従来型より熱効率を大幅にアップ。同社環境推進課主任の玉寄文治さんは「湯沸かし代が最大7割減らせ、曇りの日でも温水をつくり出すことができる」とアピールする。
特集・企画

洗浄力は縦型 乾燥重視はドラム|気になるコト調べます!㊵

育ち盛りの子どもがいる家庭や大家族、共働きの家庭で頭を悩ませる家事の一つが洗濯。特に梅雨時は、洗濯物が乾かず困ったということも多い。ベスト電器美里店の宮里聡店長は「洗浄力重視なら縦型、乾燥機能重視ならドラム式がお勧め」とアドバイス。洗濯機選びのポイントやトレンドについて聞いた。
建築

考えよう!沖縄の省エネ住宅[10]|残暑時も室内サラリ

一戸建てを含むすべての新築の建物で電気やガスなどの消費量を減らす「省エネ住宅」とすることが求められる「建築物省エネ法」。2年後に迫る義務化を踏まえ、「沖縄の省エネ住宅」づくりに役立つ工法や建材、取り組みをクローズアップする。2回目は、1万個ものレンガで覆うことで外気温は高くても室内はサラリ快適に過ごせるという(株)幸健ホームの「レンガ積みの家」を取り上げる。
お住まい拝見

築29年がモダンに|(有)エバデザイン

[お住まい拝見・実家の2・3階をリフォーム]3階建ての実家の2・3階をリフォームしたSさん。格子天井など使えるものは生かし、部屋の用途や内装を一新したことで、築29年とは思えないほどモダンに変身した。
建築

考えよう!沖縄の省エネ住宅[09]|通気層と断熱材のダブルで断熱 夏の室内 体感で2度マイナス

一戸建てを含むすべての新築の建物で電気やガスなどの消費量を減らす「省エネ住宅」とすることが求められる「建築物省エネ法」。2年後にはその義務化が予定されているが、蒸暑地域の沖縄では独自の基準策定を求める声が上がっており、不確定要素も多い。そこで今後は「沖縄の省エネ住宅」づくりに役立つ工法や建材、取り組みを幅広く網羅。今回は夏場の室内の体感温度が2度下がるという(株)新洋の「おきなわクール住宅」を取り上げる。
お住まい拝見

家族の変化に柔軟対応|(有)アーキテクトデザイントォーラス

[お住まい拝見 実家隣にRC平屋]実家隣に3LDKの平屋を建てたKさん(41)。アイランドキッチンを中心に回遊できる間取りと和室多めの構成で、家族の成長に応じてフレキシブルに使える家となった。
お住まい拝見

借景と空眺めのびやか|コバヤシ401.Design room

[お住まい拝見・都心の密集地 3方に住宅近接]3方を建物に囲まれ、開けているのは道路のある北側だけ。開放感とは無縁に思える都心の一角で、風に揺れるヤシや青空を眺めるのびやかな住まいが実現した。カギは「隙間の活用」だ。
防災

知ってる?耐震化「劣化止めても耐震性は上がらない!」

大地震の際にわが身と家族を守る「耐震化」へのさまざまな疑問に、NPO沖縄県建築設計サポートセンターが答える。2回目の今回は、「耐震化とメンテナンスの違い」や「耐震化にかかる費用の目安」「気軽に相談できる専門家」などについて。
防災

知ってる?耐震化「安全の思い込み 家族を危険に」

地震国、日本。7年前には東日本大震災、一昨年は震度7の熊本地震が発生。沖縄でも同様の地震は発生すると想定される。その際わが身と家族を守るカギが住宅の「耐震化」。2回にわたりNPO沖縄県建築設計サポートセンターが耐震化への疑問に答える。
お住まい拝見

筒型で海と風身近に|アトリエ・ネロ

[お住まい拝見・自分たちで漆喰塗り電力自給]Fさん宅は部屋が一直線につながる筒型。家中から海が見え、風通しも良い。「面白そう」と自分たちで壁の漆喰(しっくい)や木部の柿渋(かきしぶ)を塗り、電力は完全自給のオフグリッドにした。
お住まい拝見

L字に囲む大きなウッドデッキが魅力|アトリエハコ

[お住まい拝見・海を望む開放的な平屋]「仲間とワイワイ、アウトドアで過ごしたい」と高台の眺めを生かして開放的な平屋を建てたMさん(34)。LDKを囲む大きなデッキで、家族や友人とにぎやかに過ごす。
住まいに関するQ&A

「住み続けられるか」の判断材料に|気になるコト調べます!㉚

住宅の耐震診断や建て替え検討の足掛かりとなることを目的に、昨年に引き続き県が実施している「簡易診断」。技術者が住宅を目視で調査し、おおよその耐震性を診断するというものだ。9月から申請を受け付けはじめ12月10日現在で21件に実施。問い合わせは61件を超えており、県民の関心が高まっている。簡易診断を受けた築36年と築40年の住宅について、施主と技術者の声を紹介する。
お住まい拝見

光和らげ落ち着きを|アデル一級建築士事務所

[お住まい拝見・国道近い都心の住宅密集地]花を扱う仕事はセンスと体力が要求されるため、住まいには「素材感と落ち着き」を求めたNさん。窓の工夫で光を和らげた家は、国道近くの密集地ながら「くつろげる」と大満足だ。
お住まい拝見

生活しやすい回遊性の高い家|沖縄家作人(やーつくやー)ネット/築設計工房

[お住まい拝見・築50年余の住宅を建て替え]祖父母と暮らした築50年余の住まいを建て替えたSさん(45)。欄間や花木、庭石など、思い出の品を生かしつつ、大家族がストレスなく暮らせる造りを実現した。
企業・ひとの取り組み

[TOPIC]温度・湿度調整が快眠のカギ|寝室のしつらえと寝具選びのポイント

まだまだ残暑厳しい沖縄。夜、寝付きが悪い、途中で起きてしまうなどの悩みがある人は、寝室の環境や寝具選びに原因があることも。沖縄寝具製造協同組合の組合員で睡眠環境アドバイザーの新垣浩史さん(39)は、「高温多湿な沖縄で特にポイントになるのは、空調や寝具を活用した温度と湿度調整」と話す。
お住まい拝見

リビング広く家事楽に|(株)琉球住樂

[お住まい拝見・3代住み継げる木造2階建て]「リビングが広く家事が楽な3代住み継げる家を」と南城市に新築したTさん(31)夫妻。こだわりの木造2階建てには、湿度の高い沖縄で家も人も健やかに暮らせる工夫が詰まっている。
お住まい拝見

風が巡る築40年の家|アトリエガィィ

[お住まい拝見・古民家とRC融合 共生のヒント]40年前、クーラー嫌いな施主が幼なじみの建築士と建てたのは、RCと伝統的な木造古民家を融合した、家中に風が巡る住まい。自然と共生するアイデアは今も色あせない。
建築士の日

【建築士の日】沖縄の山奥でモダンに暮らす|アトリエTAKE5

[電気も水道もイチから建築士と二人三脚で]子どものころから父が所有する国頭村の山中で本を読んだり音楽を聴いたり。「ここでくつろぎたい」一心で、ブックカフェ兼住宅を完成させたKさん(35)。「電気も水道もないから無理」と言われた山奥だったが、建築士との出会いが夢実現へ導いた。
お住まい拝見

二つの高低差で快適|(株)一級建築士事務所 斎

[お住まい拝見]実家隣に新築したNさん。敷地と道路の高低差に加え、坂道の上下で生まれる高低差も活用。23坪ながら機能的、実家との距離も程よく、通りへの圧迫感も軽減した。
お住まい拝見

憧れのスペイン瓦と南欧風の白い家|(有)K・でざいん

那覇市の住宅街、築41年の2世帯を建て替えたAさん一家。植物が大好きという夫人の意向をくんだ南欧風の住まいは、花いっぱいの庭から家中に心地よい風が通り抜ける。
住まいに関するQ&A

改築? 建て替え? 判断材料に|気になるコト調べます!⑰

住宅の耐震診断や建て替え検討の足掛かりとなることを目的に、県が2月まで申請を受け付けた「簡易診断」(2017年2月10日発行1623号掲載)。12月からの3か月で問い合わせは100件を超え、県民の関心の高さをうかがわせた。今回は実際に行われた簡易診断を取材。診断の流れや具体的な内容を、施主の声と併せて紹介する。
お住まい拝見

街路遮り 開口工夫で明るい室内|遠藤建築設計室

沖縄本島中部の密集地にある往来の激しいT字路に建ち、騒音・人目・西日に悩む築40年の実家を建て替えたNさん宅。伸び伸び暮らすカギとなったのは、開口部の工夫や隣家との緩衝空間だ。
お住まい拝見

古民家の快さ 現代風に|(有)門一級建築士事務所

沖縄本島北部の新興住宅街にあるOさん宅。見た目はスタイリッシュな箱だが、南向きの大開口や垂れ壁といった涼を呼ぶ仕掛けで、伝統家屋の心地よさを現代風に取り入れている。
住まいに関するQ&A

旧耐震基準の住まい対象に「簡易診断」2月末まで|気になるコト調べます!⑮

県では、住宅の耐震診断や建て替え検討の足掛かりとなることを目的に、住宅を目視で調査し、おおよその耐震性を診断する住まいの「簡易診断」を昨年12月から始めた。申請は2月末まで。県土木建築部建築指導課指導班の上地賢主任技師は「1981年5月以前に建てられた住宅は、耐震診断・改修が必要。簡易診断は所有者負担が1万800円で済むため、わが家の耐震状況を知るきっかけにしてほしい」と呼び掛ける。事業を担当する県建築設計サポートセンターの中本清理事は「2月2日現在で申請受け付けは25件。今年度は50件に達し次第締め切るため、早めの申請を」と話す。
お住まい拝見

築50年の2階建てを平屋に建て替え|(有)真玉橋設計事務所

沖縄本島中部の昔ながらの住宅街に建つYさん宅。築50年の2階建てを建て替えた平屋は、曽祖父の代から守り続けてきた庭の木々を眺めながら、4世代がゆったりくつろげる住まいだ。
お住まい拝見

海を見渡す傾斜地の平屋|アトリエ・ネロ

沖縄本島南部、南城市の斜面に建つSさん宅は、大きな木屋根や二間続きの和室など「昔ながら」を取り入れ、自然を身近に伸び伸び暮らせる平屋。海を見渡す広い土間は、遊び、集いに大活躍だ。
お住まい拝見

25坪でもLDK広々|アーキデザインワークス一級建築士事務所

「立地とコスト重視」で那覇市の住宅密集地にEさん夫妻が建てたのは、鉄筋コンクリート造2階建て。建坪25坪ながらLDKはすっきり広々。夫人の母親も同居予定だ。
リノベ

賃貸リノベで夢実現|やっぱり家が欲しい!②

理想の住まいを取得する手段として、沖縄市に住む本村さん(45)が選んだのは、築40年余の賃貸物件のリノベーションだ。「反対もされたが、自分好みの空間で家族と楽しく過ごすために、生きたお金の使い方ができた」。建築士と作り上げたこだわりの空間から、コストを抑えつつ好みの空間を作るヒントを探る。
お住まい拝見

築50年余のRC造をリノベ―ション|(株)琉球住樂

沖縄本島南部、南城市に建つ築50年余の鉄筋コンクリート造をリノベーションしたOさん夫妻。台風のたびに雨水が吹き込み、使い勝手も悪かった室内は、子や孫たちが集う大空間となった。
お住まい拝見

キッチン中心で楽しく!|(有)武一建設

海外暮らしで「キッチン中心の家は楽しい!」と感じた伊波克典さん(43)。沖縄本島中部の実家隣に新築した平屋は、夫婦や親子の触れ合い、団らん、もてなしまで、家族と暮らしの中心にキッチンがある。
お住まい拝見

階段はミニ図書館!|LSDdesign(株)

仕事がら夫婦とも蔵書が多く、以前は「一部屋埋まっていた」というTさん。沖縄県本島中部の中城村に新築するにあたり「あふれる本を何とかしたい!」と生まれたのが、遊び心いっぱいの多機能階段だ。
お住まい拝見

しっとり和モダンに|建築設計工房Paraya

沖縄県本島南部の閑静な住宅街に、「憧れの和モダンな雰囲気」を取り入れて2階建ての家を建てたOさん夫妻。しっとり趣ある空間に愛着ある北欧家具や雑貨がマッチ。「好きなもの」に囲まれて暮らす。
お住まい拝見

庭囲み3世代賑やか|沖縄家作人(やーつくやー)ネット

沖縄本島中部、浦添の区画整理地にHさん親子が建てたのは、庭を挟んで向かい合う平屋の2世帯だ。大きな庭とバーベキューテラスは両世帯で共有。3世代の賑やかな声が響き渡っている。
巻頭特集・企画

不動産の日特集①|住居・賃貸・店舗にも

住宅建築費が高騰する中、住まい取得の選択肢の一つとして住居+収益物件がある。9月23日の不動産の日にちなみ、立地を生かすことで実益を兼ねつつ暮らしも充実させた事例を紹介。特集①では都心の幹線道路沿いという利便性を生かして母親が住む賃貸併用住宅を建て、自身も入居する上原真周さん(46)宅です。
お住まい拝見

リビング 1番心地よく|(株)一級建築士事務所斎

「家族の時間を大事にしたいからリビングを1番居心地よく」と沖縄県本島南部の住宅街に新築した津波さん。鉄筋コンクリート造の平屋で家族の距離も一層近付いたよう。


お住まい拝見

海眺めてリラックス|(有)真玉橋設計事務所

「海を眺めながらリラックスできる家に」とZさん(37)が沖縄県金武町の高台に建てたのは、広いテラスや芝庭を囲むコの字型の平屋。家中が子どもたちの格好の遊び場だ。


建築士の日

沖縄の建築士の事務所を拝見「Croton建築設計事務所」|建築士の日

快適な住環境を生み出すプロである建築士。それぞれの事務所や自ら設計した自邸には、建築で大事にしていること、家づくりや空間使いのヒントが詰まっている。事務所の工夫とアイデアの源を紹介する。
建築士の日

ジャズと緑に癒やされ|建築士の日 7/1

沖縄県那覇市首里の高台に築20年の2階建てを購入したKさん。「地域になじむ家にしたい」と、改修は隣接するカー(湧水)に縁のある建築士に依頼した。それから10年。「ジャズが似合う空間」にと天井に凹凸のある木リブを施したリビングで音楽を楽しみ、借景のガジュマルや庭の緑に癒やされる日々だ。
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愛車眺めて暮らす| アーキデザインワークス一級建築士事務所

沖縄県本島中部、中城村の住宅街に車好きのAさんが建てたのは、敷地の高低差を生かして屋内ガレージを設けた2階建て。玄関を通るたびに愛車を眺め、休日は趣味の車いじりを楽しむ。
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親も子も伸び伸び|(株)琉球住樂

池原さん一家の住まいは、沖縄県本島中部に建つ木造吹き抜けの2階建て。姉妹は家中で遊び、夫妻は趣味や友人家族とのバーベキューを楽しむなど、伸び伸び過ごす。

企業・ひとの取り組み

長く使え 絵になる作品を|「ゆらりら工房」

木工作家として活動し17年。ことし、木工芸部門で沖展賞を受賞した金城久美子さん(58)。受賞作「空駆ける天馬」と題したベンチは、ソウシジュとクスノキで製作されており、背もたれにデザインされた羽が印象的だ。
お住まい拝見

家中から眺める海 テラスがリビング|(株)クレールアーキラボ

沖縄本島中部、うるま市石川の高台にある、建築士の畠山武史さん(40)が自ら設計した住宅兼事務所。鉄筋コンクリート造で、ことし5月には沖縄建築賞を受賞した。家中から海が見え、心地良い風に抱かれながらのんびり過ごせる。
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手加え育つ混構造の家|仁設計

沖縄本島南部、南城市佐敷に住む陶工のMさん(45)宅は、柱と梁を鉄筋コンクリート(RC)、小屋組みに、壁面を木で造った混構造の平屋建て。LDKと寝室のみのシンプルな間取りで、陶器作りの工房も併設。台風対策用に窓に格子を付けるなど手を加えながら、夫妻と長男(7)の3人で暮らす。
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家具が映える空間 台所軸に会話弾む|(有)門一級建築士事務所

沖縄本島南部、糸満市に建つ冨名腰さん(41)宅では、キッチンを中心に家族4人が自然と集い、会話を楽しむ。さりげなく設けられた収納や動線計画、白と黒の内装が特徴的。生活感を表に出さず、お気に入りの家具でくつろげる住まいだ。
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2世帯つなぐ畳間 気配伝わる安心感|(有)真玉橋設計事務所

沖縄本島南部、八重瀬町のTさん(32)宅は、周辺にサトウキビ畑が広がる静かな環境にある、平屋建ての2世帯。中央にあるタタミスペースが両世帯を緩やかにつなぐ。庭では子どもたちが走り回り、チョウを捕まえるなどして伸び伸び過ごす。
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念願のスペイン風 機能的で家事ラク|(有)武一建設

ローンの返済や維持費を考え20代で建てた家を手放して以来、賃貸暮らしだったKさん(54)。2度目の家造りで完成させたのは、スペイン風のデザインと、機能性が光る平屋建て。花壇や菜園で土いじりも楽しんでいる。
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家も人もオープンに 楽しみ膨らむ二世帯|(株)一級建築士事務所 斎

沖縄県本島南部の“外人住宅”の実家を二世帯に建て替えた瀬長博康さん。「妥協しなくて良かった」と話す住まいは、両世帯をつなぐ吹き抜けの大開口が印象的で、塀越しにご近所と声を掛け合うオープンな雰囲気。LDKもルーフテラスも集いの場となり「住んでいて楽しい!」と大満足だ。

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