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2025年9月19日更新
[不動産の日2025]企業インタビュー|③注文住宅の相談窓口 那覇店
土地や建物などが高騰し、住宅取得費も上がる昨今。暮らしの基盤であり、大切な資産でもある不動産を賢く取得し、生かす視点が求められている。ここでは、自社の強みを生かして不動産に関するサービスを展開する県内企業5社のキーマンにインタビュー。力を入れている取り組みや、今後の展望などを聞いた。

住宅建築の道筋 幅広く提案
注文住宅の相談窓口 那覇店住宅建築コーディネーター 谷口 智保さん

-注文住宅の相談窓口とは?
事業内容は「住宅建築を一からコーディネート」。新築・改修、ご実家の建て替えなどにかかわらず、無料で相談できるのが“注文住宅の相談窓口”です。予算・土地・住宅について要望をヒアリング。土地探しや具体的な住宅仕様のほか、お持ちの不動産活用や相続問題などにワンストップで対応いたします。
資金計画は自社のFP(ファイナンシャルプランナー)がご相談者の家計・資産状況を鑑みて、作成。「おうちづくりガイドブック」=写真=や「家計相談FPシート」などを活用し、対面で丁寧に説明いたします。オーダーメイドで作成したシミュレーション図を見比べながら、時に資産形成や生命保険の見直しなどもご案内。無理のないプランを提案しています。

「おうちづくりガイドブック」のほかにも、「住宅会社シート」や「家計相談FPシート」もプレゼント
土地・住宅に関しては約30社の建築会社や税理士、金融機関、不動産会社などと提携しています。ご相談者の人柄に合う経験豊富な担当者を紹介しつつ、私たちも打ち合わせや契約に同席。中立な視点で家造りをサポートします。
-県況から力を入れたいことは?
地価や建築費などが軒並み高騰し、住宅取得費も上がっています。中古物件の需要は数年前と比べて増えていますが、立地次第では新築と変わらない価格帯となるケースもあります。需要を後押しできるよう、金利変動に伴うローンの借り換えや繰り上げ返済など「潮目を見極め、ベストな選択肢をいち早く提案できるようにしたい」です。来店後はLINE(ライン)での無料相談も可能です。
-来月で設立4年。今後の目標は?
ご相談者のサポートはもちろんですが、高品質な住宅を提供しようと奮闘している建築関連の事業者も応援したいですね。双方の労力を減らすよう、必要な情報を事前に整理整頓。私たちに任せることで、資金計画から入居後のメンテナンスまで一連の工程がスムーズだった、と思っていただける窓口を目指します。
那覇市おもろまち4-17-19
ソフィアビル3階ARUHI那覇店内
電話098-917-6260
http://ouchi-okinawa.life
↓画像をクリックすると「注文住宅の相談窓口」のホームページに移動します

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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2072号・2025年09月19日紙面から掲載