【企画特集】沖縄の木造住宅｜夢ハウス 沖縄店

【夢ハウス 沖縄店】

エアコン1台で年中快適

天然無垢材×独自技術

同社のオープンハウスのLDK。天井が高く、小屋裏まで一体となった大空間。「間仕切りは少なくし、家族のつながりを生む空間づくりをしています」と木原支店長

 夢 ハウス（新潟県）の木造住宅は、蒸し暑い梅雨時期でもエアコン1台で快適な湿度・室温で過ごせるのが特徴。

理由の一つが、世界中から選びぬいた“天然無垢（むく）材”をふんだんに使用していること。「無垢材の調湿効果と独自技術を組み合わせることで湿度は常に40～60％に保たれ、家中どこに居ても心地よい。沖縄の猛暑でもエアコン1台で涼しく過ごせます」と木原太一支店長は説明する。「無垢材で空気は澄み、光と風も存分に感じられる“自然共生型住宅”となっています」と胸を張る。

実際に施主からは「梅雨時期でも驚くほど快適。帰宅して玄関ドアを開けたときの『ムワン』とした感じがまったくない」「台風のときも湿気を全然感じなかった。台風の翌日、停電でエアコンが切れていたことにも気付かなかったくらい」「前の家より空間的には2～3倍大きくなっているのに電気代はほとんど変わらないのがありがたい」「室内干しでも一年中、洗濯物がよく乾くので助かっている」など、喜びの声が寄せられている。


和室は黒の床柱や天井装飾、細やかな装飾が施された障子戸などでモダンな雰囲気

こだわりの“木遣い”

木の性質を生かし、部材ごとに樹種を使い分ける“木遣い”も同社のこだわり。小屋裏まで見通せる大空間のLDKは、柱に真っすぐに伸びるヒノキ、梁（はり）に横からの力に強いベイマツ、土台にシロアリに強いヒバといった具合に木を適材適所に配置。内装仕上げには調湿効果のある珪藻土（けいそうど）クロスを使し湿度をコントールしている。

また、独自開発した遮熱シート「レフミラー96」も快適性に直結している。「太陽の熱を96％遮断する同シートで屋根全体を覆い、熱の侵入を防いでいます。そのため、室温は外気温より10度近く涼しくなることも。湿気と熱を調整することで省エネを実現しながら、シックハウスの原因であるカビやダニの発生と繁殖を抑えられる『健康住宅』にもなっています」と力を込める。


小屋裏まで空間を最大限に活用。屋根も独自開発した遮熱シートで覆われていることから、暑さを感じず快適

独自工法で強度4倍

快適性と同時に、耐久性を高める技術も追求している。その一つが同社が開発した「軸組パネル工法」だ。「筋交いで支える軸組工法に比べて強度が4倍となる。さらに独自開発の屋根パネルを取りつけるほか、土台のヒバは間隔を狭めて配置するなどの工夫で、台風や地震にも強い堅牢な造りになっている」。

さらに「木材乾燥技術」でも特許を取得。住み始めてから無垢材の変形やひび割れが起きないようあらかじめ木に含まれる水分量（含水率）を調整して強度を確保している。

同社のこだわりは北谷町にある自社のオープンハウスで体感できる。木の香りが広がる空間の中で、スタッフがシロアリ対策など住宅性能についてサンプルを使って分かりやすく解説してくれる。


ケースの中にはさまざまな種類の木とシロアリが一緒に入っている。左端がヒバ材。シロアリが嫌う成分「ヒノキチオール」の効果が一目でわかる


北谷町にある2階建てのオープンハウスは、世界中から選び抜いた高品質の無垢材をふんだんに使った一戸建て住宅。エアコン1台でも涼しく過ごしやすい住空間を体感できる

問い合わせは
夢ハウス　沖縄店／北谷町オープンハウス
電話＝098・988・5530

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第2057号・2025年6月6日紙面から掲載