[お住まい拝見+]地域の資源使い 光・風・人行き交う|アトリエガイィ|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

沖縄の住宅建築情報と建築に関わる企業様をご紹介

タイムス住宅新聞ウェブマガジン

お住まい拝見

お住まい拝見+

2024年1月26日更新

[お住まい拝見+]地域の資源使い 光・風・人行き交う|アトリエガイィ

本紙の巻頭コーナー「お住まい拝見」や「こだわリノベ」で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介する。(紙面連載「今月の表紙から・2024年1月」より転載)

地域の資源使い 光・風・人行き交う


外壁の赤土壁は、鮮やかながら風景になじむ。赤土と漆喰を混ぜるところからスタートし、手塗りで仕上げた。土壁は断熱効果も高まる

1月5日号「人にも自然にも優しい
深田さん宅/アトリエガイィ


沖縄初、世界基準のエコ住宅・パッシブハウスの認定を受けた深田さん宅。ヤンバルの地域資源を生かし、光と風、人が行き交う。オレンジ色の外壁は漆喰(しっくい)を混ぜた赤土。塗り壁のワークショップを開き、建築士や大学生、地域住民の力を借りて、家族で下地を仕上げた。ヤンバルの伝統的なチヌブ(竹垣)をモチーフに斜め格子の壁にした高床のテラスは、下部を倉庫に。窓からは川が見え、自然が間近。1階は格子になった天井からもれる上階からの光が幻想的。個室の欄間は伝統的な開閉式窓・無双窓にし、開け閉めすることで光と風の通りを調整できるようにした。
 

高床にしチヌブで囲んだテラスは、下部を倉庫として活用
 

チヌブに設けた窓からは川と遊歩道が見える
 

1階廊下の天井は格子になっているため、2階からの光と風、気配が伝わる
 

個室扉の上部に設けた欄間(上写真○部)は普段、開けて風を通しているが、閉めることもできる

撮影/矢嶋健吾 取材/比嘉千賀子(ライター)
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1986号・2024年1月26日紙面「今月の表紙から・2024年1月」より掲載

この連載の記事

この記事のキュレーター

スタッフ
週刊タイムス住宅新聞編集部

これまでに書いた記事:2069

沖縄の住宅、建築、住まいのことを発信します。

TOPへ戻る