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2024年12月27日更新
[コスパ良く 暮らす]地震に強く電気代安く|㈲イスト・イシンホーム那覇店
建築費やエネルギーの高騰に加え、来年4月から新築住宅も省エネ基準適合が義務化。「高性能な設備・建材が必要となると経済的負担が心配」と考える人も多いのでは? 今号では省エネ基準に適合しつつ建築費を抑える住まいづくりの考え方から、初期コスト・ランニングコストの圧縮や家事の負担を減らすのに役立つ各社の商品を紹介する。

地震に強く電気代安く
メンテ費・将来の物価上昇リスクも減
「家 は建てて終わりではなく、住み始めてからが長い。丈夫で孫の代まで住み継げるだけでなく、その間にかかる電気代やメンテナンス費用といったランニングコストが安く済む家こそ、コストパフォーマンスがいいと言える。当社の木造住宅は、初期費用こそ多少割高だがランニングコストが抑えられ、地震や物価上昇、エネルギー高騰など将来のリスクにも備えられるメリットがある」と、㈲イスト・イシンホーム那覇店の大城満昭社長は話す。

大きな掃き出し窓が印象的な外観。外壁は機能性とデザイン性を併せ持つ窯業系サイディング材を使用。面で色やデザインを変えメリハリをつけた。同社の外壁材は三重に施したコーティング材の効果で、通常15〜25年で塗り替えるところ35〜40年と長持ち
最大の特徴は、災害に強い丈夫な造りだ。
①建物には繰り返しの揺れに強い構造用面材を採用。
②建物の土台と基礎の間には揺れの伝わりを半減する減震装置を入れる。
③基礎のコンクリート強度も上げる徹底ぶり。
「阪神淡路大震災の死亡原因の8割は倒壊した建物や家具・家電の転倒による圧死。地震から命を守るには、建物を倒壊から守る耐震と、揺れを減らす減震の両方が欠かせない」と説明する。
建物を安全・快適に維持するために必要なメンテナンス頻度が少なくて済むのも見逃せない。例えば建材の動きを吸収し建物内部への雨水侵入を防ぐシーリング材は、通常10年ほどでひび割れてくるが、同社は30年と長持ち。外壁のコーティング材も35~40年持つため、メンテ費を圧縮できる。基礎下には防蟻・防湿シートを敷き詰め床下には換気扇を標準装備。シロアリ補償は60年まで延長できる。
また小屋裏換気扇やLow-eガラス、樹脂サッシの効果で気密性・断熱性もアップ。「25坪~30坪のお宅なら『LDKのクーラー一台で生活できる』『一度冷やしたらあとは扇風機で十分』と喜ばれることも。冬もしかり」と経済的だ。

明るく伸びやかな室内。床には足触りが心地いい無垢材を採用。上下階をつなぐ吹き抜けのリビングの効果で、実面積以上に広々
減収入減る老後に安心
太陽光パネルの設置も推奨する大城社長。「一推しは高耐久で発電効率が良く、経年による出力低下が緩やかなSiソーラーパネル。出力補償35年、製品補償25年と、いずれも一般的なパネルに比べ10年ほど長く、費用対効果が高い」のが特徴だ。蓄電池や電気自動車とあわせれば夜間もためた電気が使え、災害にも備えられる。「物価もエネルギーも高騰し続けるであろうことを考えれば、収入が減る老後に電気代が抑えられる安心感は大きい」と話した。

屋根とインナーガレージに太陽光パネルを搭載した例。「電気は自分で作って使う時代。蓄電池も併用すれば基本料金と不足分で済み、晴天時など余剰分は売電も可能。例えば家族4人で10KWのパネルを搭載すれば、月3万円の電気代が7千円程度に」と大城社長

同社で扱っているパネルはマキシオンとSiソーラーの2種類。大城社長が勧めるSiソーラーは、出力保証などは価格の高いマキシオンより下回るものの、パネル1枚あたりの発電量が高く、限られた屋根面積を有効に活用可能。一般的なパネルに比べ1.6倍長持ちする
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第2034号・2024年12月27日紙面から掲載