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2024年12月27日更新

[コスパ良く 建てる]劣化対策徹底し30年保証|木住いTECグループ

建築費やエネルギーの高騰に加え、来年4月から新築住宅も省エネ基準適合が義務化。「高性能な設備・建材が必要となると経済的負担が心配」と考える人も多いのでは? 今号では省エネ基準に適合しつつ建築費を抑える住まいづくりの考え方から、初期コスト・ランニングコストの圧縮や家事の負担を減らすのに役立つ各社の商品を紹介する。


劣化対策徹底し30年保証
3社の強み生かし坪60万円

「く  さらない木の家」を目指し劣化対策を徹底することで、メンテナンスコストを圧縮。構造計算を施した丈夫で良質な木造住宅を、坪単価60万円で提供するのが、那覇市を拠点に木造住宅の設計と施工を請け負う「木住いTEC」グループだ。

通常、シロアリ被害の多い1階部分に用いる「緑の柱」を、同グループでは2階や屋根部の構造材まで採用。これにより、万が一の雨漏りや水漏れによるくされの心配が軽減される。緑の柱に注入されている薬剤の主な成分は、歯磨き粉やウエットティッシュ、消毒液など身近な商品に使われており、子どもにも環境にも安心


緑の柱のくされ試験の様子。筑波森林総合研究所内の敷地にヒノキ柱、緑の柱を設置=上。野外に放置した結果、ヒノキは1年でボロボロになったが=下左、緑の柱は29年後もくされなかった=下右​

最大の特徴は、半世紀にわたって木造の保存技術を確立してきた企業が打ち出す「ハウスガードシステム」を取り入れた劣化対策にある。主要木材には高い防腐・防蟻効果や収縮抑制作用のある特殊な薬剤を加圧注入した「緑の柱」を用い、接合金物や釘は錆びにくい表面加工が施されている。広報を担うヒロ・エンタープライズCoの村本宏也代表は「この木材と金物を1階だけでなく2階や野地板まで採用することで、完成後は確認しにくい壁内も木部のくされやシロアリ被害の心配が減り、金物のゆるみも軽減。基礎と配管の隙間もすべて防蟻剤入りのコーキング材で埋めることでシロアリをシャットアウトします」と説明する。こうした工夫により「木部はメンテナンスフリーを実現。床下も5年ごとに再散布する一般的な防蟻材と違い、10年ごとの点検でOK。30年の保証付きです」。構造計算を施すことで耐震等級3相当、窓は断熱性の高いLow- E複層ガラスを標準採用した。

ハウスガードシステムで建てた家の室内

フローリングと木の飾り梁が温かみを演出


白とグレー基調でスタイリッシュに


1月に構造見学会

坪単価60万円を可能にしているのは参加企業3社の強みを生かした住まいづくりのノウハウにある。

資材・建材調達は「赤嶺光一材木」が担当。「創業67年で培ったネットワークを生かし、取引先情報も開示し合うなどして価格の適正化につなげています」と赤嶺賢吾代表。設計・施工管理は「なおよし」。長年、木造建築を手掛ける上原尚也代表は「自由設計でも、木材の規格寸法を考慮することでムダを省き施工性をアップ、工期も短縮できます」と力を込める。広報・営業は「ヒロ・エンタープライズCo」。県内外で注文住宅、建売販売、リノベーション、不動産コンサルまでを担ってきた。

3人は「昨年出展したトータルリビングショウでも好評で、現在5棟が進行中。1月には構造見学会も実施します。初期コストもランニングコストも圧縮できるコスパのいい家づくりを考える方にこそ足を運んでほしい」と呼び掛けた。



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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞 年末年始特別号
第2034号・2024年12月27日紙面から掲載

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