【第10回沖縄建築賞】2次審査で12作品選出

県内の優れた建築と建築士を表彰する「第10回沖縄建築賞」（主催・同実行委員会）の2次審査が10日、浦添市の沖縄建築会館で行われた。住宅建築部門11作品、一般建築部門７作品、今回から新設されたリフォーム・リノベーション・コンバージョン部門２作品の応募の中から12作品が選出された。

沖縄建築賞

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第10回沖縄建築賞

県内の優れた建築と建築士を表彰する「第10回沖縄建築賞」（主催・同実行委員会）の2次審査が10日、浦添市の沖縄建築会館で行われた。住宅建築部門11作品、一般建築部門７作品、今回から新設されたリフォーム・リノベーション・コンバージョン部門２作品の応募の中から12作品が選出された。

古谷誠章審査委員長は「単に沖縄の気候風土に合った建築というだけでなく、世の中に一石を投じるような挑戦的な作品がいくつも見受けられた。沖縄のローカルな賞というレベルを超えて、全国・世界に発信すべき意義のある賞になっている。現地審査が楽しみだ」と講評した。９月中旬に実施する現地審査をへて、正賞をはじめとする各賞を決定し、タイムス住宅新聞９月27日発行号で発表する。

住宅建築部門

松川の家
根路銘安史／アトリエネロ

継承する家
畠山武史／（株）クレールアーキラボ

ミニマル×マキシマル
松田まり子／松田まり子建築設計事務所

「離れ」を内包する家
大嶺亮／ファイブディメンジョン一級建築士事務所

亜熱帯のいえ
仲本昌司／（株）ADeR（アデル）

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一般建築部門

緑庭のメディカルケア
平良和礼／（株）渡久山設計

自然との境界
畠山武史／（株）クレールアーキラボ

コンクリートを結う琉球調理製菓専門学校
石川保／（株）かみもり設計

勝連のリゾートオフィス
豊崎孟史／（株）GAB

比謝川のほとりに建つホテル
落合隆文／（株）建築設計同人匠才庵

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リフォーム・リノベーション・コンバージョン部門

瀬底の家
藤野敬史／一級建築士事務所あまはじ

わんさか大浦パーク
仲本昌司／（株）ADeR

第10回沖縄建築賞では古谷審査委員長の「応募者全員と意見交換をしたい」という意向から１次の書類審査をスキップし、すべての作品が２次のプレゼンテーション審査に進んだ。

2次審査の様子。応募者は8人の審査委員の前で作品のプレゼンテーションをした。その後、質疑応答の時間もあり、設計の意図や使用建材、周辺環境などについて質問が飛んだ