お住まい拝見+
2022年4月22日更新
[お住まい拝見+]部屋の主を干支で示す
[お住まい拝見+]このコーナーでは、3・4月の「お住まい拝見」で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者が面白いと感じたポイントなどを紹介します。(紙面連載「今月の表紙から 2022年3・4月」より掲載)
部屋の主を干支で示す
(左写真)個室の入り口に飾られたプレート。使う人の干支のイラストが描かれている (中央写真)両側に個室が並ぶ廊下 (右写真)窓の開き方が上下で異なり、それぞれ風の入り口と出口になるという
3月25日号「RC造でもZEH仕様に」
宮里さん宅/(株)宮里住宅社
鉄筋コンクリート造でありながら、太陽光発電や天井側に集中させた断熱などによって、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準をクリアした宮里さん宅。特殊な窓で通風を促し室内の快適さを追求しているほか、ディスプレーで見た目も楽しんでいる。
その一つが個室の入り口。使う人の干支をあしらった焼き物のプレートが飾られている。夫人は「名前を書かずに誰の部屋か分かるようにしたくて、こだわってみました」と話す。
さらに、その上には夫人の父が革細工で作った干支の人形もつられている。
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1894号・2022年4月22日紙面
「今月の表紙から 2022年3・4月」より掲載
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この記事のキュレーター
- スタッフ
- 出嶋佳祐
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編集者
「週刊タイムス住宅新聞」の記事を書く。映画、落語、図書館、散歩、糖分、変な生き物をこよなく愛し、周囲にもダダ漏れ状態のはずなのに、名前を入力すると考えていることが分かるサイトで表示されるのは「秘」のみ。誰にも見つからないように隠しているのは能ある鷹のごとくいざというときに出す「爪」程度だが、これに関してはきっちり隠し通せており、自分でもその在り処は分からない。取材しながら爪探し中。