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2024年3月22日更新

[お住まい拝見+]色使いで洗練と柔らかさ|(株)NDアーキテクトン

「お住まい拝見」で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介する。(紙面連載「今月の表紙から・2024年3月」より転載)

色使いで洗練と柔らかさ


すっきりとしたLDK。パントリーなどを活用し、なるべくモノを表に出さないようにしている


3月8日号「打ち放しの洗練空間」/Mさん宅
(株)NDアーキテクトン


室内外ともコンクリート打ち放しのスタイリッシュなMさん宅。使う色味を絞っていることと、モノを表に出さないようにしていることで、ホテルのように洗練された雰囲気になっている。

照明や家具は黒を基調にした。無機質なコンクリートの壁と相まってシックな印象だが、冷たくなり過ぎていないのは木の床や建具などの効果だ。木の色をダークブラウンにすることで、洗練された印象のまま柔らかさをプラスしている。

さらに、散らかりがちなLDKのそばにパントリーやファミリークローゼットなどの収納をしっかり設けて、モノをなるべく表に出さないようにしているのもポイントだ。
 
落ち着いた色味で統一されたモダンなダイニングとキッチン

Mさん夫妻の強い要望から室内外ともコンクリート打ち放し仕上げ

撮影/矢嶋健吾  文/東江菜穂
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1994号・2024年3月22日紙面「今月の表紙から・2024年3月」より掲載

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東江菜穂

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編集者
週刊タイムス住宅新聞、編集部に属する。やーるんの中の人。普段、社内では言えないことをやーるんに託している。極度の方向音痴のため「南側の窓」「北側のドア」と言われても理解するまでに時間を要する。図面をにらみながら「どっちよ」「意味わからん」「知らんし」とぼやきながら原稿を書いている。

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