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2024年2月23日更新

[お住まい拝見+]住居も庭も木生かす|島建築(株)

本紙の巻頭コーナー「お住まい拝見」や「こだわリノベ」で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介する。(紙面連載「今月の表紙から・2024年2月」より転載)

住居も庭も木生かす

石敷きのアプローチは隣の実家、友人や親戚とバーベキューが楽しめるように石で整え、外収納も設けた。玄関の右側にある扉が外収納


2月9日発行号 Nさん宅 「開放的で高気密・高断熱」
島建築(株)


木造で、内装も木のぬくもりを感じるNさん宅。キッチンや収納、仕上げに木を生かしているだけでなく、細部の工夫も光る。

部屋を仕切る引き戸や収納扉の取っ手は「木の質感を生かすために金属やプラスチックなどを使わず掘り込み式にした」とNさん宅を手掛けた島建築(株)の與儀征剛さん。

外構も木が生きる。杉板張りの外観は「耐久性が高いだけでなく経年変化も楽しめるのも自然素材の良さ」と話す。

庭木はもともと敷地に生えていたものを生かしている。住居の方をずらしたことで、そのままの姿で枝を伸ばす。石敷きの庭は、家族や親戚、友人らとバーベキューなどを楽しめる。
 
内装だけでなく造作キッチンや家具なども木一色のLDK
 
引き戸の取っ手は金具を使わず掘り込み式にして、木の質感を最大限生かす

撮影/矢嶋健吾  文/東江菜穂
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1990号・2024年2月23日紙面「今月の表紙から・2024年2月」より掲載

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東江菜穂

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編集者
週刊タイムス住宅新聞、編集部に属する。やーるんの中の人。普段、社内では言えないことをやーるんに託している。極度の方向音痴のため「南側の窓」「北側のドア」と言われても理解するまでに時間を要する。図面をにらみながら「どっちよ」「意味わからん」「知らんし」とぼやきながら原稿を書いている。

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