お住まい拝見+
2021年3月26日更新
[お住まい拝見+]色と絵、素材感で演出
[お住まい拝見+]このコーナーでは、「お住まい拝見」や「こだわリノベ」といった巻頭企画で、掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。(紙面連載「今月の表紙から 2021年3月」より掲載)
色と絵、素材感で演出
1838号(今号1~3面)「アートと緑を満喫」Kさん宅/Arms DESIGN
好きな絵と緑が楽しめるKさん宅。室内は白基調でシンプルだが、LDの壁の一部をコンクリート打ち放しにして、見た目と素材感に変化をつけた。さらに、キッチン前面に使った深緑色のタイルと黄色のアクセントウォールが差し色になり、華やいだ印象も与える。玄関ホールには、Kさんが家を建てるまで取り置いていたセンダンの一枚板で、カウンターをしつらえた。隣の和室に同じ木材で造作した座卓を置き、さりげない統一感を持たせた。
コンクリート打ち放しの壁で変化をつけた、リビングダイニング。壁に掛かっている絵は、Kさんの自作だ。和室側から見ると、差し色として夫人が選んだキッチンの黄色の壁と、深い緑色のタイルが程よいアクセントに
和室の座卓にもセンダンを使う。木目が美しく、大胆な形で存在感たっぷり
玄関ホールに設けたセンダンの一枚板カウンター。坪庭の緑と相まって、癒やされる空間に
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1838号・2021年3月26日紙面「今月の表紙から 2021年3月」より掲載
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- 比嘉千賀子
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編集者
住まいと暮らしの情報紙「タイムス住宅新聞」元担当記者。猫好き、ロック好きな1児の母。「住まいから笑顔とHAPPYを広げたい!」主婦&母親としての視点を大切にしながら、沖縄での快適な住まいづくり、楽しい暮らしをサポートする情報を取材・発信しています。