家族で「一緒に」が合言葉|家族でおそうじ大作戦[1]|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

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2018年4月20日更新

家族で「一緒に」が合言葉|家族でおそうじ大作戦[1]

つい一人で頑張り過ぎてしまうママ必見!
文・比嘉理絵(暮らしかたらぼ・おうちみがきトレーナー)



「私だけ」の家事は無理!

私だって疲れているんですけど」と心でつぶやきながらあえて、ガチャガチャと音を立てて食器を洗った経験、ありませんか?
結婚した当初は鼻歌まじりで洗っていたはずなのに…。そんな私の殺気を感じてか「手伝えることがあれば言ってね」と言う夫に対して「気付いているなら聞かずにやってよ」とイライラ。家事は不得意どころか好きだと思っていた私でしたが、実際に家庭を持つと育児・家事・仕事の両立がうまくいかず「なんで私だけ!」と体と心のバランスを崩してしまった経験から、だんだん家族に手伝ってもらうすべを身に付けていきました。そんな私の実体験を踏まえて、ついつい頑張り過ぎるママへ、上手に家族に家事参加してもらう方法(巻き込み術)を、これから半年間、お伝えしていきます。
私は幼い頃からお掃除好きの母と大工仕事が上手な父の元で育ったので、家事で困るとは思ってもみませんでした。実際、結婚生活が始まってみると相手の時間に合わせて食事の準備をし、子どもが増えるともちろん洗濯の量も増え、毎日一人でパタパタ。週末にたまった家事をまとめてこなすことに。せっかくの休日で遊びに行きたい夫と子どもたちに対して、私が放つ「片付くまでどこにもいけませんオーラ」。家族で出かけたり、ゆっくりとお気に入りのカップでコーヒーを飲みながら過ごす、思い描いていた週末はどこへ行ったのやら…。



個人プレーをチームプレーへ

ある日、スーパーのレジで並んでいるときガラスに映った自分の顔を見て、ふと思ったのが「最近笑ってないな~私。最近、子どもと遊びに行ったのはいつ? 夫とどんな雑談をしただろう…」。その時やっと「一人では無理だ」と気付きました。
そこで「脱! こんなはずじゃなかった家事負担」を決意し、家事改革を始めました。そのために必要になってくる「家事に家族を巻き込むための三つのポイント」や「子どもの巻き込み方」「夫の巻き込み方」そして「家事参加を続けてもらうための仕組み」など。あの手この手を順次ご紹介していきます。
まずは「私がやらなきゃいけない」という個人プレーからチームプレーへ切り替えていきます。私は「チームわが家」を導くための監督兼キャプテンです。「聞かなくてもやってよ」「片付けなさい」ではなく「一緒に」を合言葉に最強チームを創り上げていくのです!




<家族でおそうじ大作戦>
vol.6 家族の成長を感じる家事
vol.5 細分化し簡単な家事から
vol.4 任せて褒めて夫も巻き込む
vol.3 ゲーム感覚で楽しくが1番
vol.2 家事に巻き込む3カ条
vol.1 家族で「一緒に」が合言葉​



執筆者(ひが・りえ)
合同会社暮らしかたらぼ、おうちみがきトレーナーとして同社のおうちみがきマイスターの指導にも当たる。4世代家族の中で、20歳から5歳までの1男3女の母。


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1685号・2018年4月20日紙面から掲載

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