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2026年1月4日更新

【タイムス住宅新聞 2026新春特別号・沖縄県内の企業13社インタビュー⑬】塩害に強いポリウレア防水|加藤商事株式会社沖縄支店 支店長の平良進さん

変化する市場への対応や、DX化、人材確保などが求められる中、県内企業は柔軟な姿勢で自社の強みを磨いている。ここでは不動産や住宅建築、リフォーム、DIYなど住まいづくりに関わる企業・団体のトップや事業のキーマンにインタビュー。業界の現状や力を入れていること、今後の展望などを聞いた。


―加藤商事沖縄支店の事業内容は

強度・耐久・柔軟性に優れた次世代コーティング工法「ポリウレア」による防水・防食・防護塗装です。

ポリウレアは、イソシアネートとアミンの化学反応でできる樹脂化合物です。軍事車両やインフラ補強の保護などに使われ、塩害に非常に強いのが最大の特徴。両成分を混ぜてスプレー塗布すると瞬時に硬化し、5分後には施工面を歩けます。一方で、「柔らかいステンレス」と呼ばれるほど伸縮し、コンクリートがひび割れても塗膜を維持することから、海岸沿いの建物や雨風にさらされる屋根・ベランダ、駐車場などに適しています。


―熱中症対策で採用する企業もある

昨年の労働安全規則改正で、事業者に対する熱中症対策が義務化されたのがきっかけです。弊社が提案するのは、遮熱用に開発された発泡ウレタンとポリウレアのセット施工。屋根表面温度が50度の場合、発泡ウレタンを10~20ミリ施工することで、室内の天井温度が約5~10度下がるシミュレーション結果も。遮熱だけでなく劣化・雨漏り防止も期待できることから、県内の大型スーパーや工場に採用いただいています。


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―今後の展望は

埼玉本社は当初から浄化槽維持管理や排水管更生事業を展開。ポリウレアもいち早く導入し、埼玉県を中心にスレート屋根の改修、鉄筋コンクリート・鋼構造物に長寿命化目的で施工している実績があります。

社長の加藤一博の旧姓は比嘉で県出身。「ポリウレアは塩害や台風被害に悩む沖縄にこそ適した素材」と6年前、沖縄支店開設に至りました。防水で主流のウレタン素材と比べると割高ですが、法規制上、建て替えが難しい建物や塩害建築物の補修改修など、行政や企業からの相談が増えています。

また、下水道事業として春には沖縄でも自走式カメラを使った下水設備調査の入札に参加予定。県民の大切な資産を守り、環境負荷低減に貢献していきます。
 
沖縄市泡瀬の住宅街にある沖縄支社の外観。花ブロックが印象的だ

〈問い合わせ先〉
電話098-989-7535
http://kato-okinawa.com/


↓画像をクリックすると加藤商事沖縄支店のホームページに移動します

毎週金曜日発行『週刊タイムス住宅新聞』 2026新春特別号
第2087号 2026年1月4日紙面から掲載

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