【新春企業インタビュー④】20周年の挑戦と進化｜（株）キャリアエステート代表取締役社長中本貴士さん

新しい生活様式や働き方が求められている今、県内企業は柔軟に対応しながら自社の強みを磨いている。そこで不動産や住宅建築、リフォームなど、住まいづくりにかかわる企業・団体のトップや事業のキーマンに、業界の現状や力を入れていること、今後の展望などを聞いた。

企業・ひとの取り組み

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（株）キャリアエステート
代表取締役社長　中本貴士さん

20周年の挑戦と進化

－事業内容は？

おかげさまで昨年20周年を迎え、アパート・マンションの賃貸管理と建築、リノベーションを主力に幅広く事業展開しています。土地活用の提案から、資金計画の相談、引き渡し後のアフターフォローまで、住まいに関することを一貫して行うワンストップサービスが当社の強みです。

建築コストが上昇する中、グループ会社として沖縄でナンバーワンの受注棟数を誇る（株）キャリアプランと共に、メーカーやビジネスパートナーとの良好な関係により、低コストの建築単価と健全な事業収支を実現。他社では収支が合わなかった場合も、お気軽にご相談ください。

また、初めて融資を受けるオーナーさまにとって、金融機関との交渉は不安が大きいものですが、当社は無借金経営を維持しており、お客さまに最適な金利条件での資金調達をご提案できます。

－力を入れていることは？

リノベーション事業に注力しています。リノベーションは新築に比べて低コストで理想の住まいを実現できるだけでなく、間取りやデザインを自分好みにカスタマイズ可能です。さらに、既存の建物を再利用することで資材消費を抑え、環境にも優しい選択肢となります。長年住み慣れた家が自分の理想に近づいていく過程は、古い家に新たな命を吹き込むという点で新築とは違った感動が生まれます。住まいに関するお困りごとは、何でもご相談ください。

－今後の展望は？

昨年は20周年に合わせて、北部支店を新たに開設し、本島全域をカバーする態勢が整い、地域密着型の対応が可能になりました。今年は新社屋ビルの着工を予定しており、最新設備を導入して従業員の働きやすい環境整備とお客さまへのより良いサービス提供を図ります。

また、不動産と建築分野のDX化にも取り組み、全国の先進事例を参考に情報収集を続け、さらに事業を進化させていきます。