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2025年1月4日更新

【新春企業インタビュー⑤】緻密な建物調査と修繕計画|(株)タイズリフォーム 代表取締役 赤嶺雄一郎さん

新しい生活様式や働き方が求められている今、県内企業は柔軟に対応しながら自社の強みを磨いている。そこで不動産や住宅建築、リフォームなど、住まいづくりにかかわる企業・団体のトップや事業のキーマンに、業界の現状や力を入れていること、今後の展望などを聞いた。

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(株)タイズリフォーム
代表取締役 赤嶺雄一郎さん
 

緻密な建物調査と修繕計画


-事業内容と貴社の強み

内装工事以外では、一戸建ての外壁塗装や防水工事と、アパートやマンションの大規模修繕をメインに手がけています。

我が社の強みは緻密な修繕計画です。この建物がどういう状態なのか、あと何年持たせたいのか、そのためにはどんな材料や工法を用いて、どういう工事が必要なのかを、手間暇かけて調査し計画を立てます。施主から提示された内容や予算だけをゴールにした、丼勘定の見積もりを出すことは絶対にしません。中長期的な視点から、真にコストパフォーマンスに優れた提案をしています。

緻密な修繕計画を立てるためには、経験だけでなく正しい知識が必要です。そのため我が社では社員に対して資格取得の支援をしていて、取得後は給料に反映させています。

また、不動産オーナーの方々に修繕の重要性を知っていただくべく、本紙で「補修改修のキホン」を連載したり、セミナーを開催しています。

-業界の現状は

慢性的な人手不足です。労働に見合った収入がなければ人は定着しません。そのため、腕が良いのに安い人件費を提示する職人さんには敢えて増額提示することもあります。きちんとした対価を支払うことはやりがいにつながりますし、工事の品質向上にも直結します。

さらには、業界のボトムアップになり、人手不足の解消にもつながると考えています。

-今後の目標は

大学時代を含めると30年以上、建設業に携わってきました。辞めたいと思ったこともありましたが、やはりこの仕事が好きで、プライドを持って働いています。

人材不足が叫ばれる今だからこそ、同じ志を持つ仲間や企業と連動し、誇りを持って働ける業界にしていきたい。社名の「タイズ」は絆を意味します。社員、関係会社、お客さまとの絆を大切にしながら皆が笑顔になれる業界づくりに努めます。


社内には、社員の資格証書がずらりと並ぶ

与那原町与那原1118
TEL:098-975-7815
http://www.tiesreform.info


↓各社をクリックすると、記事が読めます
(公社)全日本不動産協会沖縄県本部 本部長 土田英明さん
◆  中部興産(株) 代表取締役社長 新垣貴雪さん
(株)ここちホーム 代表取締役 又吉拓馬さん
◆(株)キャリアエステート 代表取締役社長 中本貴士さん
◆(株)タイズリフォーム 代表取締役 赤嶺雄一郎さん
◆(株)大貴 代表取締役 棚原忠司さん
◆  とまとハウジング 不動産売買エージェント 長松夕貴さん
◆(株)アミール不動産 代表取締役 阿比留翔平さん
◆(株)レディースエステート&ビジネス 代表取締役 與座園美さん

 

毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞 2025新春号
第2035号 2025年1月4日紙面から掲載

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週刊タイムス住宅新聞編集部

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