【第9回沖縄建築賞】入選/「『半内テラス』のある家」(那覇市) /入選「西原の家」(西原町)/入選「道の駅おおぎみやんばるの森ビジターセンター」(大宜味村)/入選「当山公民館」(浦添市)|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

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沖縄建築賞

2023年9月29日更新

【第9回沖縄建築賞】入選/「『半内テラス』のある家」(那覇市) /入選「西原の家」(西原町)/入選「道の駅おおぎみやんばるの森ビジターセンター」(大宜味村)/入選「当山公民館」(浦添市)

沖縄県内の優秀な建築物・建築士を表彰する「沖縄建築賞」。ここでは入選4作品を紹介する。

入選「『半内テラス』のある家」(那覇市)


設計者/久志直輝氏(47)=左写真、サポート/國定義弘氏(34)
studio jag 1級建築士事務所

 
居室部分と外壁との間に半屋外空間である「半内テラス」を設けた住宅。居室側と外壁側に設けられた建具を開閉することで、多様な空間変化が可能になっている。
 



入選「西原の家」(西原町)


設計者/金城豊氏(53)=左写真、平野悠氏(39)
(有)門一級建築士事務所

 
2階LDKの床の一部をすのこ状にすることで、家全体の通風を促したり、1階にいる家族とのコミュニケーションに役立つ。1階は玄関土間からホール、寝室まで全体をつなげて使える。
 

入選「道の駅おおぎみやんばるの森ビジターセンター」(大宜味村)


設計者/比嘉伝英氏(61)
美音 SpaceDesign(株)


機能ごとに四つの棟に分け、中央に設けた屋根付き広場が棟をつなぐ。上から見ると、県指定天然記念物で大宜味村のシンボル蝶でもある「コノハチョウ」のかたちをしている。
 

入選「当山公民館」(浦添市)


設計者/仲本昌司氏(44)
(株)ADeR


敷地の近くにある浦添グスクなどになじむよう、赤瓦の透かしブロックを建物の前面に使っている。西日を遮りつつ、通風を確保している。



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第1969号・2023年9月29日紙面から掲載

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