お住まい拝見+
2022年11月25日更新
[お住まい拝見+]水回りも造作で統一感|謝名堂建築設計事務所
このコーナーでは、巻頭企画「お住まい拝見」で、掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。(紙面連載「今月の表紙から 2022年11月」より掲載)
水回りも造作で統一感
オープンなLDK。テーブルや食器棚、テレビ台も造作
11月18日号「仕切らず明るく懐かしく」
Sさん宅/謝名堂建築設計事務所
個室のないオープンな造りが特徴のS邸。好きなアートが映えるよう、ツヤなしの内装にこだわった。
家具も同様。ツヤなしの深い色みの木材でまとめている。これらの家具は県内の工房にまとめて製作を依頼した。ダイニングテーブルや食器棚、靴箱をはじめ、トイレなどの洗面台も依頼。「水回りは水栓から照明、鏡までコーディネートしてもらった。とてもいい雰囲気になった」と満足げに話す夫人。家中が見渡せるS邸だからこそ統一感は重要だ。
トイレの手洗いや洗面台も造作家具と同じ工房に製作を依頼。水栓や鏡などもコーディネートしてもらった
靴箱には手洗い場を設置
取材/東江菜穂
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1925号・2022年11月25日紙面
「今月の表紙から 2022年11月」より掲載
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編集者
週刊タイムス住宅新聞、編集部に属する。やーるんの中の人。普段、社内では言えないことをやーるんに託している。極度の方向音痴のため「南側の窓」「北側のドア」と言われても理解するまでに時間を要する。図面をにらみながら「どっちよ」「意味わからん」「知らんし」とぼやきながら原稿を書いている。