ソファ|家具選びのイロハ[1]|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

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2015年4月3日更新

ソファ|家具選びのイロハ[1]

この連載では、暮らしを楽しく快適にする家具の選び方や、長く使うための手入れ法を紹介する。初回はソファ。「世界の家具&花 ラパン」の柳信英店長は「空間に対するサイズに加え、使う目的を意識して選んで」とアドバイスする。

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どう使いたいか考慮

 

選び方


用途、使う年数も想定して

選び方ポイントは、①サイズ②デザイン③価格です。これらの要素を考える上で大事なのが「どのように使いたいか」ということ。座るだけでなく横になることもあるなら、それも踏まえてサイズやデザインを考える必要があります。

サイズは、部屋の広さに加え何人で座るかでも変わります。デザインは最も好みの分かれるところ。上図を参考に検討を。ソファの持ちは10年と言われています。「何年使うか」を想定すると選ぶ価格帯の目安にもなります。





素材とお手入れ
汚れを落としてケア
ソファの表面材の張り地は、革、布、合成皮革(ソフトレザー)などが一般的。購入時に店舗で手入れの仕方まで聞いておくのがお勧めです。

主に手入れが必要なのは、手あかや汗がつきやすいひじ掛けや座面部分。張り地が革の場合、日ごろは表面のホコリを払うように乾拭きするだけ。汚れが気になったり乾燥する時期には、専用のクリーニングキットを使ってケアを。布は汚れが染みやすいので、カバーリングで洗えるものを選んでおくと安心です。


楽しみ方


床と色変えアクセントに

リビングで大きな面積を占めるソファ。床と色を合わせると空間として統一感が出ますが、メリハリのない印象にも。ソファの色やデザインが気に入っているなら、床とは色を変えるほうが空間のアクセントとして際立ちます。

子どもが小さいうちは安いものでと考える方は多いと思います。私自身も当初はそうでしたが、幼いころからいい家具と一緒に長い年月を過ごす経験も大事だと感じています。使い方も教えながら、家族で楽しく感性を育めるといいですね。


自分だけの心地よさ

「ゆったりリラックスして疲れを癒やしたい」「子どもが巣立ち、夫婦二人だけ。大きいソファはいらない」という人にはパーソナルチェアも人気だという
。写真は、Karimokuの「THE FIRST」。日本人の体型に合わせた3サイズがあり、体にフィットする。張り地も革と布から多彩に選べるから、部屋の雰囲気やインテリアに合わせやすいのも魅力だ。
 

毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞「家具選びのイロハ<1>」第1526号・2015年4月3日掲載

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