rokkan COFFEE SHURI(ロッカン コーヒー シュリ)(那覇市)|「第六感」を刺激するカフェ[インテリアコーディネーター ICアイ]|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

沖縄の住宅建築情報と建築に関わる企業様をご紹介

タイムス住宅新聞ウェブマガジン

家づくりのこと

インテリア

2024年3月1日更新

rokkan COFFEE SHURI(ロッカン コーヒー シュリ)(那覇市)|「第六感」を刺激するカフェ[インテリアコーディネーター ICアイ]

協力/沖縄県インテリアコーディネーター(IC)協会
沖縄県インテリアコーディネーター(IC)協会の会員が、インテリアのプロの視点から県内でおすすめの空間を紹介。今回は、同会会長のカーン池原清子さんが、昨年オープンした首里のカフェを紹介します。

天井が高く、広々とした店内。インテリアや照明、カウンターに並ぶグラインダーなどは黒を多様。洗練された空間で、居心地が良い
 
随所に沖縄の意匠が散りばめられているのも特徴。琉球石灰岩のカウンターや、エスプレッソマシンに用いられた紅型パネルなど。ほかにも沖縄を感じるインテリアを探してみて!

那覇市首里にある「rokkan COFFEE SHURI」は、同市樋川の「rokkan COFFEE CREATORS」の2号店。2023年の10月1日「国際コーヒーの日」にオープンしました。

「rokkan」は第六感のことで「五感を超えて第六感で愉(たの)しむコーヒーを」がコンセプト。さらにロッカンコーヒーシュリは「首里から世界へ発信」「地域や人とつながる、つなげるものがコーヒー」というのもコンセプトとお聞きしました。

私的お薦めポイントは三つ。


①天井が高く広々とした空間とモダンでシックなインテリア

内部は広々とした空間が広がります。オーナーの奥武拓也氏が細部までアイデアを出し、スタッフとともに作り上げたとのこと。黒で統一したインテリアはコーヒーと人が引き立つように意識したそうです。梁(はり)、窓枠、照明、豆を挽(ひ)く六つのグラインダーも黒で統一され、コーヒーとリンクしています。


②沖縄が香るような意匠

奥武氏は首里出身で県立芸大の卒業生。生まれ育ったこの地域に2号店を出したいと長年思い続けていたそうです。

レジがあるカウンター下には琉球石灰岩が使われています。黒で統一された空間だからこそ、白い岩が際立ちます。

そしてエスプレッソマシンのバックパネルには、首里城を敬うと同時に、同パネルを設置した辰(たつ)年にちなんで龍があしらわれています。手掛けたのは紅型作家の知花幸修氏。紅型とストリートアートが融合したような作品で目を引きます。
 
窓際の席には琉球畳が使われている


③多様性、可能性を感じる多目的空間と自由な雰囲気

畳の席やテーブルも兼ねる大きな椅子の席、カウンター席があり、さまざまな人が好きなところに掛けて話をしたり、道を行く人を眺めたり。一人でも、誰かと一緒でも時間と空間を満喫できます。ここにいると、自由で豊かな気持ちになり、五感と第六感が刺激されます。



今回の執筆者
カーン池原清子/県インテリアコーディネーター(IC)協会会長。

★IC協会では、空間づくりのちょっとした相談に対応する「ちょこっと相談」を行っている。詳細は同会のホームページで確認を。

https://ic-okinawa.com/

毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1991号・2024年3月1日紙面から掲載

この連載の記事

この記事のキュレーター

スタッフ
週刊タイムス住宅新聞編集部

これまでに書いた記事:2189

沖縄の住宅、建築、住まいのことを発信します。

TOPへ戻る