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2021年4月30日更新

【ひと】多様な仕事経験が力の源|慶田盛 直哉さん|(有)ヨシダ工業サービス代表取締役

建物の内装工事のほか、カーテンとブラインドの機能を併せ持つ「スマートカーテン」の製造・販売も手掛ける(有)ヨシダ工業サービス。慶田盛直哉代表取締役(58)は「お客さんの満足が、信頼とやる気につながる」と話す。

建築金物からカーテンまで



慶田盛 直哉 さん

(有)ヨシダ工業サービス代表取締役


-事業内容は?

オフィスのフロア工事や、階段の手すりなどの建築金物を取り付けたりする内装業。昨年からはスマートカーテンの製造・販売も始めました。

37年前に当社を設立した父は、どんな仕事でも受けるという姿勢だったので、私も必要に応じてさまざまな資格や免許を取得。クーラーの取り付けから、図面の作成まで、分からないことも必死で学びました。今ではそれらが仕事に生きている上、力の源にもなっており、「頑張れば何でもできるんだ」と思うようになりました。未経験の製造業を始める際も、それらの経験が後押ししてくれました。

そのため、社員の資格取得も全面バックアップ。幅広い仕事に対応できる職人集団を目指せるだけでなく、私と同様に、社員の将来に役立ててもらえればと思っています。

-心掛けていることは?

お客さんに喜んでもらうこと。内装なら見えない部分も手を抜かない、カーテンなら検品時にわずかな汚れも見落とさないようにしています。

そうすることでお客さんの満足につながり、信頼につながる。うちに営業担当はいませんが、きっちりした仕事を納めることが次の仕事につながっているのだと思います。

実際、仕事の多くは紹介です。その状況に「多くの人が満足してくれているんだ」とうれしくなり、私のやる気にもつながっています。

-今後の目標は?

閉じた状態でものれんのように通り抜けでき、調光も自在なスマートカーテンをもっと広めたい。スマートカーテンを使って空間を快適にすることで、より多くの人が豊かな気持ちになってくれるといいですね。

勤務中にヨガ教室|充実した福利厚生

ヨガ教室の様子。社員みんなで、心も体も柔らかくする

(有)ヨシダ工業サービスは、福利厚生にも力を入れている。その一環として、今年1月から就業時間内にヨガ教室をスタート。2週間に1回、外部から講師を呼び、1時間ほどの講習を受けている。

慶田盛代表は「カーテン製造で女性が増えたこともあり、妻の提案で始めたもの。社員の健康やリフレッシュにつながっており、会社としてプラスになっている気がする」と話す。


参加した社員の1人は「みんなで一緒にやることでコミュニケーションがとれ、仕事も円滑になる」と効果を実感していた。

ほかにも、社員のスキルアップを応援したり、男性の育児休暇取得も推進しているという。
 

けだもり・なおや/1963年、石垣市出身。3歳の時に沖縄本島に引っ越し、高校卒業後、写真スタジオに就職。23歳で、父が営むヨシダ工業サービスに入社、31歳で代表取締役に就任。2020年からスマートカーテンの製造・販売をスタート。
◆(有)ヨシダ工業サービス 那覇市首里石嶺町4-264-10  電話098・886・3866

取材/出嶋佳祐
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1843号・2021年4月30日紙面から掲載

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出嶋佳祐

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「週刊タイムス住宅新聞」の記事を書く。映画、落語、図書館、散歩、糖分、変な生き物をこよなく愛し、周囲にもダダ漏れ状態のはずなのに、名前を入力すると考えていることが分かるサイトで表示されるのは「秘」のみ。誰にも見つからないように隠しているのは能ある鷹のごとくいざというときに出す「爪」程度だが、これに関してはきっちり隠し通せており、自分でもその在り処は分からない。取材しながら爪探し中。

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