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2025年6月27日更新

【人物紹介】建築士の夢を支え伴走|総合資格学院沖縄校 資格指導課の高橋慧さん[ひと]

沖縄の1級建築士設計製図試験で合格者占有率80%、10年連続1位と圧倒的な実績を誇る総合資格学院沖縄校。資格指導課の高橋慧さん(27)は「合格できる方法を諦めず一緒に考えます」と熱く語る。

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諦めない心で導く


総合資格学院沖縄校
資格指導課 高橋 慧さん


〈プロフィル〉
たかはし・さとる/1998年、埼玉県出身。大学は法学部を卒業。2021年、(株)総合資格入社。総合資格学院の神戸校、越谷校を経て、25年、沖縄校に赴任。剣道は3段。茶道の指導者だった祖母の影響でお茶が趣味。山登りも好きで、「いつか沖縄の山の頂上でお茶を立てて飲むのが夢」

◆総合資格学院沖縄校
那覇市久茂地1-3-1-6F
電話=098・866・8311



―入社の動機は?

もともと教育業界に関心があり、大学は法学部で学んでいました。建築士の資格取得は人生設計と密接に関わる重要な試験です。少子高齢化が進む中、建築業会では多能工化が必要で、いろいろできるゼネラリストが求められています。その人が人生をかけて受ける試験を支援できることに魅力を感じ、自分も人生をかけてお話を聞く覚悟で入社しました。

新卒で神戸校に配属され、その後、埼玉越谷校を経て、今年2月に沖縄校へ。「片道切符」と言われて沖縄に来ましたが、むしろ沖縄で墓を建てるつもりでいます(笑)。


―心掛けていることは?

人の時間をいただいている以上、会う前と後で何か変化があったと思われるような時間にするよう心掛けています。それは、先輩から「時間泥棒になってはいけない」と指摘されたことがきっかけでした。心を入れ替えたことで、営業成績が同期の中で最下位から一転、関西エリア内で同期のトップにまでなれました。

私は講座を「売る」ことはしません。大切なのは、その人が「受かること」。そのために最適な方法を一緒に模索します。当校の受講生がやる気を失ったときも、私から諦めることは絶対にありません。

これまでで特に印象に残るのは、施工管理をしていた20代の受講生のことです。忙しい現場仕事の合間を縫って勉強していましたが、なかなか結果が出ませんでした。一緒にスケジュールを細かく調整し、2年計画で取り組むことを提案。私が異動した後も連絡を取り続け、昨年、合格の報告をもらったときは本当にうれしかったです。


―今後の目標は?

沖縄校の認知度とブランド力向上を目指しています。当校の強みは、スタッフ間の連携と、受講生との人間関係です。実績だけでなく、人間味のある学校だと知ってほしい。交流サイト(SNS)での発信にも力を入れ、フォロワー数もどんどん増やしています。SNSでの露出を通じて考え方や人となりを知り、当校で学ぶことを決めてもらえたらと思っています。

私個人では、「高橋先生」ではなく「仲間」として一緒に頑張る関係性を大切にしたいと思います。企業回りも積極的に行い、何かあって「相談しよう」となったとき、どこよりも誰よりも最初に出てくる存在になりたい。合格率100%を目指して、今年も全力でサポートしていきます。


那覇市での講座の様子


遠地学生の学習を支援
オンラインライブ教室開始

オンラインライブ教室イメージ

総合資格学院沖縄校では、学校がある那覇市久茂地まで通学が困難な離島や名護・国頭など北部地区の受講生向けに、5月からオンラインライブ教室の募集を開始している。

従来の通信教育と違い、リアルタイムで授業を受け、その場で質問対応や宿題提出も可能なシステム。教室受講と同等のサポート体制を構築する。定員100人で2教室を開催予定。11月から開講し、来年の合格を目指す。

高橋さんは「オンラインライブ教室の受講を申し込めるのは地域が限定されます。これまで遠地で通学が大変だからと諦めていた人も、実績を誇る当校講座が受けられるチャンス。ぜひ活用してほしい」と呼びかける。問い合わせは同校(098・866・8311)。

↓クリックすると、総合資格学院のホームページに移動します

 
取材/赤嶺初美(ライター)
毎週金曜日発行「週刊タイムス住宅新聞」
第2060号・2025年6月27日紙面から掲載

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