企業・ひとの取り組み
2021年5月21日更新
沖縄|【ひと】「親切が第一」がモットー|緒方 晋也さん|TOTO(株)沖縄営業所所長
ことし4月、TOTO(株)沖縄営業所所長に就任した緒方晋也さん(38)。「沖縄は今後リフォームの需要が増えると見ており、施主の夢をかなえる提案力を強化したい。それには親切が第一です」と熱く語る。
提案力で施主の夢を実現
緒方 晋也 さん
TOTO(株)沖縄営業所所長
-入社のきっかけは?
グローバルな事業展開と業界トップになれる会社としての魅力を感じたからです。
また、私の出身地である北九州市に本社があり、親近感もありました。
-所長就任の感想は?
就任直前まで営業職でしたので、所長と部下というより、私も含めたチームとしての連帯感が強くなったと思います。ただ、私が皆より先に動いてしまいがちなので、「信頼して任せること」「責任者として務めること」を意識しながら、これまで営業で培ってきた、仕事の取り組み方、考え方を従業員へ伝えるようにしています。
-モットーは?
信頼を育む人間関係を大切にしています。当社は社是にもある「どうしても親切が第一」「良品の供給」という創立者の想いを、104年間、大切に継承してきました。さまざまな場面で課題が出たときも、社是に立ち返れば、何をすべきか、おのずと答えが出る。それが気持ちや行動に現れて、施主や取引業者の皆さんとの信頼を築くことにつながると思っています。
ご相談の中には、人生最後のリフォームとの思いを抱かれている場合もあります。商品や予算を軸にするのではなく、間取りや使い勝手など、施主が本当に求めていることは何か、その夢をどうかなえるかを考え、提案するようにしています。
-今後の目標は?
コロナ禍で経済の見通しは厳しいと思いますが、沖縄には築20年以上の建物が多く、リフォームの需要があります。施主の夢の暮らしをかなえる提案力を高めていきたいと考えています。
オンライン相談が好評|コロナ禍でも丁寧対応
TOTOが全国のショールームを対象に実施する「お客さま満足コンテスト」で、毎回トップクラスの成績を誇る沖縄ショールーム。コロナ禍でもオンラインで相談を受けるなど、丁寧な対応で好評価を受けている。
緒方所長は「ショールームとお客さまのご自宅をつなぐオンラインは、その場で設置予定場所の寸法を確認できるなど双方にメリットがあることに、コロナ禍で気付けた」と語る。また、離島など遠方に住む人や高齢者にも好評で、「オンライン相談は今後も継続し、よりよい接客、ご提案へつなげたい。ぜひ、気軽にお問い合わせを」と笑顔で呼び掛ける。
おがた・しんや 1983年、北九州市出身。大学を卒業後、2006年、TOTO(株)に入社。東関東支社を経て、入社11年目に九州支社に配属。20年より、沖縄営業所で営業担当として勤務。ことし4月から沖縄営業所所長。趣味は自転車。
◆TOTO(株)沖縄営業所 南風原町津嘉山270
電話098・901・7646
取材/出嶋佳祐
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1846号・2021年5月21日紙面から掲載
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- 出嶋佳祐
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編集者
「週刊タイムス住宅新聞」の記事を書く。映画、落語、図書館、散歩、糖分、変な生き物をこよなく愛し、周囲にもダダ漏れ状態のはずなのに、名前を入力すると考えていることが分かるサイトで表示されるのは「秘」のみ。誰にも見つからないように隠しているのは能ある鷹のごとくいざというときに出す「爪」程度だが、これに関してはきっちり隠し通せており、自分でもその在り処は分からない。取材しながら爪探し中。