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2020年5月15日更新

【ひと】心を豊かにする空間提案|上原牧子さん (株)Maki Design 代表取締役

海外の事例やアートの知識を活かし、空間づくりやリノベーションなどを行う上原牧子さん。昨年、(株)Maki Designを設立。その胸には「お客さまも、家族との時間も大切にしたい」との思いがある。

独立開業で心機一転



空間づくりの仕事を志すようになったのは?
高校卒業後、シアトルでホームステイしたのがきっかけです。シアトルの家庭ではインテリアコーディネートを意識した空間づくりが一般的で大きな刺激を受けました。
インテリアへの興味が膨らみ、県外で専門的に学んだ後、インテリアコーディネーターや2級建築士などの資格を取得。前職の(有)ムーブプランニングでは会社役員を務めながら、空間プロデューサーとして、1千件以上の物件に携わりました。

独立した理由は?
自分のペースに合った仕事のスタイルに変えたいと思ったからです。時間に余裕のない日々を過ごす中、お客さまや業者の皆さん、子どもたちとも、ゆとりのある関わりを持ちたいと思いました。
また、家族との時間が増えることで、これまで以上に、仕事を持ちながら家事や育児をこなす母親目線での提案もしやすくなると思います。

心掛けていることは?
沖縄の伝統工芸も含め、アートを取り入れた空間づくりを心掛けています。視察研修でロサンゼルスやビバリーヒルズの家を訪問した際、どの家にもアートがあり、「インテリアはアートがあって成立する」と強く感じ、東京でアートの基本も学びました。

今後の目標は?
調和のとれたインテリアや居心地のいい空間は暮らしを楽しく彩ります。これまでの経験や知識を生かし、生活を豊かにする、より満足度の高い空間づくりを目指していきたい。また、エコな視点を取り入れた建材の使用、オンラインによる相談対応にも取り組んでいきたいです。


 

自宅リノベで新拠点
仕事も家族時間も充実


上原さんは昨年10月、那覇市銘苅の自宅一部をリノベーションし、独立開業した。「特にこだわったのは収納と空間の間仕切り」で、膨大な量のサンプルや資料が整理収納できて使いやすい大容量の棚と、大きな引き戸を設置。「開け閉めすることでワークスペースとプライベート空間を簡単に仕切れる」と話す。
働き方を現在のスタイルにしたことで、「子どもたちにおやつや軽食を作ってあげたり、家族の様子や気配を感じながら仕事ができるのがうれしい。来訪者とも気軽にユンタクしたり、お茶を楽しんだりでき、心のゆとりが丁寧な仕事につながっている」とほほ笑む。


自宅をリノベーションし、新しい環境で作業する上原さん




うえはら・まきこ 1971年、那覇市出身。インテリアコーディネーター、2級建築士などを取得。住宅、商空間、クリニックのリノベーションを多く手掛ける。(有)ムーブプランニング専務取締役を経て、2019年、(株)Maki Designを設立。講座などで若手育成にも関わる。

(株)Maki Design         https://move-makiko.com


編集/赤嶺初美(ライター)
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1793号・2020年5月15日紙面から掲載

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