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2022年12月30日更新

[沖縄]県内9社が取り組むSDGsの提案!|(株)屋島組「PC住宅」

持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標「SDGs」。県内の企業も、地球環境への負担を減らしながら長く・心地よく暮らせる住まいや街づくりに取り組んでいる。ここでは、建設業や資材・設備販売、銀行や不動産業など県内9社のSDGsに配慮した商品やサービス、取り組みを紹介する。

   
コンクリートパネルで省エネ・省資源化

PCa住宅に、太陽光パネルなどを設置したZEHの建売住宅を現在南城市玉城富里に建設中。2023年2月に完成予定(イメージパース)
PCa住宅に、太陽光パネルなどを設置したZEHの建売住宅を現在南城市玉城富里に建設中。2023年2月に完成予定(イメージパース)

建物の設計・施工、土木工事、資産運用のサポートなど幅広く手掛ける(株)屋島組(屋冨祖秀清代表取締役)は、省資源・省エネルギーを実現するものづくりを進めている。

同社が力を入れているのがPCa(プレキャストコンクリート)住宅だ。工場で成形したコンクリート製のPCaパネルを現地で組み立てて建築する。従来の鉄筋コンクリート造は、コンクリートを流し込むための型枠製作などが必要だが、PCa住宅は型枠が少なくて済むことから工期が短く、鉄筋やコンクリート使用量も少なくコストも抑えられる。さらにPCaパネルは工場で安定した品質で生産し、接合部(梁(はり)・スラブ)はコンクリートを流し込んでしっかり密閉するため気密性が高く、遮音性・防水性・耐久性に優れる。

現在、PCa住宅に内断熱や太陽光パネルを組み合わせた「ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の建売住宅を建築中。

中古物件のリフォームも積極的に手掛け、建物の長寿命化にも取り組む。屋冨祖代表は「完成した建物は、社会の財産としてアフターフォローを怠らず、10年後も感謝されるものづくりを行っていく」と力を込めた。

屋島組が手掛ける建築現場に掲げている「屋島リボン」
屋島組が手掛ける建築現場に掲げている「屋島リボン」


DATA
(株)屋島組
那覇市西2-16-3
電話098・867・5505
営業時間:午前9時~午後5時
定休日:土・日・祝日

同社HP https://yashima-gumi.net/
            https://yashima-gumi.net/publics/index/39

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     (有)パンテックコーポレーション「ビッゴシリーズ」
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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1930号・2022年12月30日(第2集)紙面から掲載

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