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2021年12月31日更新

【沖縄】トイレから考える SDGs|増えるといいなこんなトイレ|すべての人に健康と福祉を

毎日利用する身近な空間、トイレ。老若男女、誰でも使いやすく、環境にも優しい“持続可能なトイレ”を探りながら、SDGsな家づくりやまちづくりについて、改めて考えてみよう!

トイレから考える SDGs

増えるといいなこんなトイレ
多様な人が使う公共トイレ。誰もが使いやすいトイレってどんなトイレだろう。性的マイノリティーの人、義母を介護する人、子育て中の母親の声から考える。


 男女が使えるキッズ用 物置き場も 



2人のママで妊娠中
真喜志リエさん

5年生の男の子、2年生の女の子がいて、現在妊娠4カ月。

娘が5歳くらいの時のこと。娘は一人でトイレに入りたがるけれど何かと不安、かといって嫌がるお兄ちゃんを連れて女子トイレに入るわけにもいかず。結局、多目的トイレに3人で入ることも多かった。年の近い異性のきょうだいがいる家庭のあるあるじゃないかな。

その点、サンエーのパルコシティや宜野湾コンベンションシティは、男性用、女性用とは別にキッズトイレがあるので便利。便器や手洗いのサイズや高さも考えられているので子供の自立を促せるし、扉も低めで気配が伝わるので安心。トイレの外にはベンチや自動販売機もあるので、子どもがトイレに行っている間、ホッと一息付くこともできる。妊娠中の今はトイレに頻繁に行くので、フロアから近いのも助かっている。

身障者用も二つあるといい

友人たちとよく話すのは荷物が置ける場所があるか。赤ちゃんや子供が一緒だととにかく荷物が多くて重いので、カバンを「置ける」場所がほしい! 多少遠くても、そういう場所を選んで出掛けるくらい。扉が上下で2重にロックできると、子供が開けようとしても安心できる。

ちなみにうちは両親とも障がい者。長男が小さいころは母と3人で多目的トイレに入ることも多く、時間がかかるので次の人が気になった。身障者用も、一人用と介助が必要な人用に分かれているといいなぁと思う。


真喜志さんお勧め!「サンエーパルコシティ」のトイレスペース


多目的トイレ、女子トイレ、男子トイレ、子供用トイレ、授乳スペースが一カ所にまとまり、通路沿いにベンチやロッカーも完備。フロアから近いが、直接は見えないよう工夫されている

二重ロックや荷物掛けフックも!

男女専用に区画が分かれるキッズトイレ。中は見えないが気配は伝わる扉の高さにも配慮。


女子トイレの個室にはベビーチェア、着替え台、誤解錠防止用ダブルロック付き。カバン掛け用のフックのほか、便座背後にある棚にも荷物が置ける。女子トイレ内には、おむつ替えができるベビーシート付きのトイレも複数完備。男児用小便器もある


まきし・りえ/ ヘルパー、ケアマネージャーとして高齢者施設に勤務の後、2017年(一社)まままーる協会設立。子育て支援事業の一環として毎月無料託児所付きの子育てママ向けのイベント「ゆるり」を開催中。訪問型ベビーシッター事業も実施中

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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞 <年末年始特別号>
第1878号 第1集・2021年12月31日紙面から掲載

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