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2021年12月31日更新

【沖縄】トイレから考える SDGs|増えるといいなこんなトイレ|ジェンダー平等を実現しよう

毎日利用する身近な空間、トイレ。老若男女、誰でも使いやすく、環境にも優しい“持続可能なトイレ”を探りながら、SDGsな家づくりやまちづくりについて、改めて考えてみよう!

トイレから考える SDGs

増えるといいなこんなトイレ
多様な人が使う公共トイレ。誰もが使いやすいトイレってどんなトイレだろう。性的マイノリティーの人、義母を介護する人、子育て中の母親の声から考える。


 人目気にせず入れる動線 



エックスジェンダー
まぁ〜ちゃん(城間 勝さん)

性別は「まぁ〜ちゃん」。私の中には男性性も女性性もあり、性別にとらわれない生き方をしたいと思っている。
でも、日常生活では難しい部分もある。特に公共トイレにはトラウマがある。
小学校のころ、私が男女どっちのトイレに入るかで賭けをされた。恥ずかしくなって男子トイレの個室に逃げ込むと、扉の上の隙間からいくつもの顔がのぞきこんでいた。
それ以来、公共トイレに入る時は、すごく人目が気になる。
高校生の時、北谷でトイレに行きたくなり、嘉手納の自宅までバスで帰ったこともあった。
今は、男女の区別がない多目的トイレを利用している。だが多目的トイレがない施設や、あっても男女トイレの中に設置されていることもある。その際、スカートを履いているときは女性用、ズボンのときは男性用に入っている。
男女用どちらに入っても、他の利用者の目が気になる。私を見て、トイレの表示(男・女)を確認しに戻る人もいる。

明確な区別が「壁」

公共トイレの動線は、男女で左右に分かれていることが多い=右下イラスト。この場合、私がトイレに向かって歩いているだけで驚く人もいる。動線から明確に区別する造りは、私にとって壁(バリア)だ。
入りやすいのは、男のトイレや多目的トイレが、一つの動線上にあるトイレ。サンエー石川シティ(うるま市石川)は、そんな動線で、入りやすい。
北欧の公共トイレは男女の区別がなく、すべて個室。その中に洗面台まで設置されているそうだ。それだと、より入りやすいと思う。


◆まぁ〜ちゃん的入りやすい動線


男女のトイレ、多目的トイレが一つの動線上にあると入りやすい。「サンエー石川シティさんはこういう動線になっていて利用しやすい」とまぁ〜ちゃん


◆公共施設に多い動線

男女のトイレが左右に分かれている公共トイレだと、「私が通路を歩いているだけで驚かれることもあって、やや入りにくい」

まぁ〜ちゃん(城間 勝さん)
1990年、嘉手納町生まれ。(一社)ちむぐみ理事、ラジオ8番組のレギュラーを持つパーソナリティーでもある。ぎのわんシティFM(fm81.8)では「ここはラマさん家」「What's up Friday」「シティラウンジ」などを担当。
http://gcfm818.com/ 


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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞 <年末年始特別号>
第1878号 第1集・2021年12月31日紙面から掲載

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