防災
2025年7月25日更新
[2025 万全ですか⁉︎ 住まいとくらしの防災 防犯①]台風への備え|食料や電灯準備&フル充電
災害や犯罪から暮らしを守るためには、事前の対策が重要だ。今回は台風・停電対策や、防災・防犯に役立つ製品やサービスを紹介する。

「停電マップ」のチェックも
食料や電灯準備&フル充電
沖縄気象台の統計によると、台風の接近数が最も多いのは8月、次いで9月。これから11月ごろまで台風シーズンと言える。
台風の接近で心配なのが停電。風が強くなる前にやっておくべき停電対策として、屋外の飛ばされそうなものは室内に片付けたり、しっかり固定したりする。庭木は事前に剪定(せんてい)をし、ビニールハウスやトタン屋根、日よけ用のサンシェードなども固定・補強する。それが電線への接触や断線を防ぎ、停電リスクを低減できるほか、人や建物を守ることにもつながる。

食料や水をストック
大きな台風の場合、丸1日以上外に出られないこともある。さらに台風前後にはスーパーの食料品が売り切れることも多いため、普段から食料や水をストックしておくことが大切。調理要らずで食べられて常温保存できる缶詰のほか、カセットコンロとガスボンベを備えておけば停電しても温かい食事が食べられる。
灯りや電気の備えも忘れずに。懐中電灯と電池、ロウソクなどを準備しておこう。気象情報などを得られるラジオ、スマートフォンやタブレットなどはフル充電し、モバイルバッテリーなども備えておくと安心だ。

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復旧見込みチェック
停電したら気になるのが「いつ復旧するか」。冷蔵・冷凍庫の中身やスマホの充電などの持ちが気がかりだが、復旧の目安が分かれば多少は解消される。
沖縄電力では、ホームページで地域の停電の状況や復旧見込みを公表している。字丁目単位で表示され、復旧に向けての対応状況やおおよその復旧見込み日時も確認ができる。

LINEでの配信も始めており、利用者が選択した最大四つの地域について停電情報や復旧見込みを確認できるほか、チャット機能を使って自宅の停電状況など個別の問い合わせも可能だ。
沖縄電力LINEアカウントの友だち登録
沖縄電力は停電が発生すると、停電している地域、戸数、復旧見込みなどをホームページで公表している。地域は字・丁目単位で表示され、おおよその復旧見込みも確認できる。
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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2064号・2025年07月25日紙面から掲載