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2024年12月20日更新

[お住まい拝見+]インダストリアルテイスト|㈱リノベース

このコーナーでは、巻頭企画「お住まい拝見」「こだわリノベ」で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。

インダストリアルテイスト

既存の天井を取り払い、梁をむき出しにし、モルタルを用いた左官仕上げにした。鉄や木の家具も用いて、夫妻好みのインダストリアルテイストな雰囲気に

12月13日発行「3世代で食卓囲む」坂本さん宅
㈱リノベース


坂本さんのお宅は築36年の実家をリノベーションした同居型の2世帯住宅。1階は共用のLDK、中2階に親世帯の寝室、2階に坂本さん家族のリビングや寝室などがある。

2階は、坂本夫妻好みの「インダストリアルテイスト」にした。インダストリアルテイストとはコンクリートの質感や鉄を多用した、工場のようなイメージだ。

まずリビングは天井を取り払い、むき出しになった梁(はり)を、モルタル左官で仕上げた。手仕事のムラとコンクリートの風合いが相まって武骨でクールな雰囲気。そこに、インダストリアルテイストの定番である木材×鉄製の家具を取り入れた。

リビングの一角にあるデスクスペースも木材と鉄を用いて坂本さんがDIYした。

洗面台も、れんが風のタイルや木製の造作、ブリキの収納を用いてテイストを踏襲した。
 
坂本さん一家(子世帯)のプライベートスペースの入口。ネイビーのドアがクールな印象=写真左。窓ガラス越しに見えるのが、坂本さんがDIYしたデスクスペース=写真右
 
2階の洗面台。タイルや木の造作に、ブリキの収納やドライフラワーがマッチしている

撮影/比嘉秀明 取材/東江菜穂
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2033号・2024年12月20日紙面「今月の表紙から・2024年12月」より掲載

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