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2024年12月20日更新

[お住まい拝見+]家具・建具 自社職人が製作|㈱新垣工務店

このコーナーでは、巻頭企画「お住まい拝見」「こだわリノベ」で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。

家具・建具 自社職人が製作

玄関に取り付けた木格子。木の間隔は狭くしたことで仕切りながらも、奥行きが感じられる

12月20日号「自作の庭を囲んで」Oさん宅
㈱新垣工務店


木造で高断熱・高気密のOさん宅。キッチンや食器棚のほかにも、玄関の戸や靴箱、LDKの格子戸など職人技が光る家具・建具が造り付けられている。建築士兼大工の新垣太志さんは「木組みが見える木造の雰囲気は壊さず、暮らしやすい住宅に仕上げられるよう、自社職人が一つ一つ製作しています」と説明する。軒下空間に設置した木格子は玄関のものに比べて、木材の間隔や厚さなどを変えている。「設置場所ごとに劣化具合も違うので、メンテナンスが少なくすむよう、木材のサイズや種類を変えています」。
 
ラワン材を使った靴箱。「経年変化で質感と色もいい感じです」と夫人。
 
夫妻の寝室の戸2枚は色を統一しながらも、デザインを変えている


作業台や収納棚を作り付け、脱衣室で洗濯から収納するまで行える


「居場所がたくさんあっていい」とOさん。家事室の収納棚に机まで新垣工務店が製作した
 

撮影/桑村ヒロシ 取材/市森知
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2033号・2024年12月20日紙面「今月の表紙から・2024年12月」より掲載

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