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2024年11月22日更新

[お住まい拝見+]玄関にベンチ 脱ぎ履きスムーズに|㈱エーアンドシーワークショップ

「お住まい拝見」で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介する。

玄関にベンチ 脱ぎ履きスムーズに

2階LDKは掘り上げ天井で高さをつけ、奥の子ども室と一体的につながる開放的な空間。子ども室との間にある段差にはコンセント(緑○部)が設置されている

11月15日号「大空間で集い 楽しむ」Aさん宅
㈱エーアンドシーワークショップ


Aさん宅は1階に親世帯、2階に7人家族の子世帯が暮らす2世帯住宅。1階はバリアフリーに加えて、足腰に負担が少ないよう、腰かけられるスペースを玄関や和室などに設けている。Aさんの母は「立ち座りがスムーズ。特に玄関のベンチは重宝しています」と話す。
 
1階和室は出窓を設け、窓際は座れるようになっている。室内の床はLDKや廊下とフラットにつながり、障子を開閉することで広さを調節できる
 
1階玄関。靴の脱ぎ履きがしやすく、買い物の荷物も置けるよう、ドア近くにベンチを設けている

2階のLDKは大部屋の子ども室を隣接させ、床の高さを一段低くしている。子どもたちは床に座りながら、「遊びにきた友達とホットプレートを囲んで和気あいあいと過ごしています」と夫婦。各階ともに工夫を凝らし、快適な空間が広がっている。
撮影/比嘉秀明 取材/市森知
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2029号・2024年11月22日紙面「今月の表紙から・2024年11月」より掲載

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