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2024年8月23日更新

[お住まい拝見+]自然の素材を生かす|㈱山口瞬太郎建築設計事務所

2024年8月に掲載した「お住まい拝見」「こだわリノベ」で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわりなどを紹介する。

自然の素材を生かす

玄関のドアノブは本物の石。訪れる人へのサプライズだ


8月23日号/「音楽ホールのある家」高宮城さん宅
㈱山口瞬太郎建築設計事務所


高宮城さん宅は、至る所に自然素材を生かしている。 玄関のドアノブは石。建築事務所の敷地に転がっていた、ちょうどいいあんばいの石を取り付けた。 窓枠にはすべて木を使用しており、全面コンクリートの空間に温かみを加えている。工数を減らすことが、コストダウンにもつながっている。 扉は木でできていて、南洋材のフローリングを組み合わせて転用。県外の材木店から取り寄せており、硬くて丈夫な南洋材は稀少だという。
 
ナチュラルな木の窓枠が、建物を柔らかい印象にしている
 

木の扉は、金属のハンドルを使わず、シンプルなカギにしてスッキリとしたデザインに仕上げた
 

撮影/矢嶋健吾 文/栄野川里奈子
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2016号・2024年08月23日紙面「今月の表紙から・2024年8月」より掲載

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