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2023年1月27日更新

[お住まい拝見+]「推し」に囲まれサッカー観戦|㈲真玉橋設計事務所

このコーナーでは、巻頭企画「お住まい拝見」で、掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。(紙面連載「今月の表紙から 2023年1月」より掲載)

「推し」に囲まれサッカー観戦

シアタールーム。昨年のワールドカップもここで楽しんだ。来客時などはゲストルームとして使う


スクリーンとして使う壁の後ろにある小部屋。Nさんが20年かけて集めてきた、アーセナルのグッズを収めるための空間で、一つ一つ丁寧に飾られている。60枚近くあるというユニホームは、背番号が見えるようにハンガーパイプの向きにこだわった


1月13日号「人も犬も快適な大空間」
Nさん宅/㈲真玉橋設計事務所


海や山を見渡せる約32帖のLDKや、3匹の愛犬が走り回る二つのドッグランなど、理想を詰め込んだNさん宅。こだわりのポイントはまだまだある。

例えばNさんがサッカー観戦を楽しむシアタールームは、「家を建てるなら必ず欲しかった」という空間。施工したアバック沖縄の當山寛人さんは「スピーカーを天井に埋め、壁をスクリーン代わりにすることで、5.1Chの音響と大画面を確保しつつ、使わないときはスッキリした空間になるようにした」と話す。

その隣にはNさんの好きなイギリスのサッカーチーム・アーセナルのグッズを飾るための小部屋がある。たくさんのグッズがきれいに飾られており、ユニホームの背番号が見えるようハンガーパイプの向きまで調整されている。

そのほか、庭の石積みや廊下のギャラリースペースなど「誇れる所がたくさんある」とNさんは話した。


庭の石積み。琉球石灰岩を一つ一つ手作業で積み上げて造られたもので、城壁のような風格がある。Nさんは「フェンスと違って自然のものなので風景によくなじむ」と話す

ウオークインクローゼット。夫婦それぞれのウオークインクローゼットがあり、写真は夫人が使っているもの。Nさんのものより広く、化粧台なども備えられている。隣接する寝室などと天井部分でつながっているほか、入り口に扉もないため、ウオークインクローゼットでたまりがちな湿気がたまりにくくなっている


廊下に設けられたギャラリースペース。美術館のような雰囲気


撮影/比嘉秀明 取材/出嶋佳祐
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1934号・2023年1月27日紙面
「今月の表紙から 2023年1月」より掲載

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