お住まい拝見+
2023年1月27日更新
[お住まい拝見+]照明で印象付け絵になる空間|㈱ARCHISS
このコーナーでは、巻頭企画「お住まい拝見」で、掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。(紙面連載「今月の表紙から 2023年1月」より掲載)
照明で印象付け絵になる空間
玄関ポーチ。外壁はすべて左官仕上げの塗り壁だが、玄関外だけは琉球石灰岩を施し、アクセントにした。石、木、れんがといった自然素材とアンティーク調の照明が特別感を演出
キッチンカウンター上のペンダントライト。取り付け部=緑〇部=に厚みのないものを選んだことでスッキリとした印象に。波打つシェードが壁のドライフラワーと相まって優しい雰囲気
1月20日号「好きな物だけ詰め込んで」
Tさん宅/㈱ARCHISS
「インテリアが大好き」で、家づくりにあたっては、家中にインテリアコーディネーターさながらのセンスとこだわりを散りばめたTさん。特に照明類は「アンティーク調のデザインをSNSで探し、空間の雰囲気や使い勝手を考慮してサイズをオーダーした」。家の顔となる玄関ポーチは、琉球石灰岩の壁や階段、存在感のある木扉に、アイアンのデザインが印象的な細身の照明を組み合わせ、特別感を演出。キッチンカウンター上部には、波打つようなシェードが目を引くペンダントライトをリズムよく配置。どこを切り取っても、絵になる空間となっている。
1階ホール隣にある来客用の手洗い場。タイル張りの壁に、温かみのある照明が映える
撮影/比嘉秀明 取材/徳正美・市森知
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1934号・2023年1月27日紙面
「今月の表紙から 2023年1月」より掲載