お住まい拝見+
2021年1月29日更新
[お住まい拝見+]家族仕様の収納計画
[お住まい拝見+]このコーナーでは、「お住まい拝見」や「こだわリノベ」といった巻頭企画で、掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。(紙面連載「今月の表紙から 2021年1月」より掲載)
家全体に木木感
「家全体に木木感」/㈱木の家GreenHouse/田場さん宅より
太鼓梁から床、柱、天井にまで、木をふんだんに使って「木木感」が演出された田場さん宅。効率よく配された収納も特徴だ。設計から製作まで家具を自作するなど「工夫したり考えるのが好き」という夫人が、家族の生活をイメージしながら建築士とともに考えた。
例えばダイニングでは、田場さんが座るイスの隣の壁に新聞ラックを造作。田場さんは「置き場所が決まっているので、新聞を探すストレスがない」と笑顔を見せる。
リビングとキッチンの間にある階段の下も上手に活用。リビング側には折り紙や工作グッズなど長女がよく使うものを、キッチン側にはウオーターサーバーや携帯電話の充電器などを収め、それぞれよく使う人の手が届きやすいようになっている。
玄関隣のウオークインクローゼット。壁に貼られた有孔ボードには、たくさんの帽子やバッグがきれいに掛けられている
リビング側から見た階段下収納。長女の遊び道具などが収められている。反対のキッチン側にはウオーターサーバーなどがある
玄関隣のウオークインクローゼット。壁に貼られた有孔ボードには、たくさんの帽子やバッグがきれいに掛けられている
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1830号・2021年1月29日紙面「今月の表紙から 2020年1月」より掲載
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この記事のキュレーター
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- 出嶋佳祐
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編集者
「週刊タイムス住宅新聞」の記事を書く。映画、落語、図書館、散歩、糖分、変な生き物をこよなく愛し、周囲にもダダ漏れ状態のはずなのに、名前を入力すると考えていることが分かるサイトで表示されるのは「秘」のみ。誰にも見つからないように隠しているのは能ある鷹のごとくいざというときに出す「爪」程度だが、これに関してはきっちり隠し通せており、自分でもその在り処は分からない。取材しながら爪探し中。