お住まい拝見+
2022年5月27日更新
[お住まい拝見+]シンプルな中に古民家感
このコーナーでは、「お住まい拝見」で、掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。(紙面連載「今月の表紙から 2022年5月」より掲載)
シンプルな中に古民家感
Aさん宅の外観。玄関はシンプルなデザインの中にガラスブロックや照明、木製の扉がアクセントになっている
アプローチの花ブロックは、Aさんたっての希望で取り入れた
5月13日号「道路に閉じ実家に開く」
Aさん宅/サイアスホーム(株)
シンプルな造りが特徴のAさん宅だが、さり気なく沖縄らしいデザインや、古民家のようなおおらかさを取り入れていた。
例えば玄関前のアプローチは直線的な造りだが、花ブロックを取り入れてやわらかさを演出した。
また、隣接する実家との間にはアマハジを思わせるテラスを設けた=右写真。天窓付きの深い軒に守られたテラスにチェアを置いてのんびりしたり、実家へ行き来したりして「本当にアマハジみたいに使っています」とAさんは話した。
テラスの向こう側(写真右側)は実家。既存の塀の上部をカットして、行き来しやすくした
テラスには天窓付きの軒があり、天気を問わず活用できる
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1899号・2022年5月27日紙面
「今月の表紙から 2022年5月」より掲載
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この記事のキュレーター
- スタッフ
- 東江菜穂
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編集者
週刊タイムス住宅新聞、編集部に属する。やーるんの中の人。普段、社内では言えないことをやーるんに託している。極度の方向音痴のため「南側の窓」「北側のドア」と言われても理解するまでに時間を要する。図面をにらみながら「どっちよ」「意味わからん」「知らんし」とぼやきながら原稿を書いている。