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2024年12月13日更新

大掃除は整理もセットで|プロが伝授 おそうじ術⑨

ハウスクリーニングを行う合同会社サンジュの宇江城雄斗代表が、さまざまな場所・モノのお掃除術を紹介する。今回は、「年末大掃除の具体的な方法と流れ」と「整理整頓&処分のポイント」について解説する。

ハウスクリーニングを行う合同会社サンジュの宇江城雄斗代表が、さまざまな場所・モノのお掃除術を紹介する。今回は、「年末大掃除の具体的な方法と流れ」と「整理整頓&処分のポイント」について解説する。


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大掃除は整理もセットで

「年末大掃除の具体的な方法と流れ」と「整理整頓&処分のポイント」

今年もあと半月余りとなりました。前回(11月8日発行号)は年末に向けた大掃除のスケジュールの立て方や準備する道具についてお伝えしました。今回は、「年末大掃除の具体的な方法と流れ」と「不要な物の整理のポイント」をお伝えします。

物の量、広さに応じて 
年末の大掃除で特に行いたいのは「所持品の整理と不用品の処分」と「普段やらない場所も隅々まで掃除」の二つです。普段の掃除では、物を避けながら表面的に行うことが多いと思いますが、年に一度は全ての物を出してきれいにするとともに、物を整理しましょう。

また、きれいな自宅を保つには自宅の広さに合わせて物の量を調整することが大事です。大掃除のタイミングで整理しておくことで、普段の家事や掃除も楽になります。自宅にある物を把握して整理、不要な物は処分しながら掃除を進めましょう。



「必要」「不要」に分ける
まずは、片付ける場所を決めます。時間がかかる場所とかからない場所に分けて、その日のスケジュールに合わせて取りかかりましょう。

場所が決まったら、スペースを作って全ての物をそこに出します。一つ一つ手に取って確認するのではなく、まずまとめて出して全体的な把握をする必要があります。

全て物を出したら「必要」、「不要」、「検討」の三つに分けていきます。ポイントとしては、仕分けの前に「不要」の基準を決めておくことです。不要な物の基準はそれぞれですが、「不要」に振り分ける基準を作成してから取りかるとスムーズです。

仕分けができたら、掃除に取りかかります。前回お伝えした掃除道具や洗剤を使用し、きれいにしましょう。

掃除ができたら、必要な物を配置していきます。戻す際にはホコリなどを拭き取って戻すようにし、ジャンルを分けてどこに置くのが最適なのかを考えて配置していきましょう。

先に必要なものを戻すとスペースの大小が分かります。その残ったスペースに「検討」の物をとりあえず置いておくのか、捨てて別の新しい物を配置するかを判断していきます。

不要な物のうち、まだ使える物はリサイクルショップやフリマアプリで引き取ってもらい、使えない物は地域のルールに沿ってごみの日に処分しましょう。


 

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大掃除と持ち物整理の手順

 ① 片付けや掃除をする場所を決める 


まずは場所を決めていきます。時間が少ない日は洗面所や玄関、まとめて取れる日はキッチンなど時間がかかる場所とかからない場所に分けて取りかかります。
 

 ② 全ての物を取り出す 


場所が決まったら、その場所にある全ての物を表に出して、全体的な把握をする必要があります。
 

 ③ 「必要」「不要」「検討」に仕分ける 

全て物を取り出したら、「必要」「不要」「検討」の三つに分けていきます。仕分けの前に「不要」に振り分けるための基準を決めておくのがポイントです。

 ④ 掃除に取りかかる 

仕分けを終えたら、掃除に取りかかります。前回の記事を参考に、掃除道具や洗剤を使用してきれいにしていきましょう。

 ⑤ 「必要」に振り分けた物を戻す 

掃除終了後は、必要な物を配置していきます。戻す際はホコリを拭き取ってから戻すようにしてください。これを機に、定位置もつくりましょう。

 ⑥ 「検討」の物を判断する 

残ったスペースに検討の物をとりあえず置くか捨てて新しい物を配置するのかを判断していきます。

 ⑦ ①〜⑥の流れを繰り返す 
これまで行った流れを他の掃除場所でも行っていきます。

 ⑧ 「不要」な物を仕分ける 

掃除が全て終了したら「不要」なものを処分していきます。
まだ使える物はリサイクルショップやフリマアプリで引きとってもらい、使えない物はゴミの日に処分!


《捨てる基準例》

・1年以上使っておらず、直近2カ月でも使うめどがないもの
・思い入れはあるけど、シミがあったり壊れたりしているもの
・仕事とプライベート用であまりお気に入りでない服


 

「掃除日程を見える化&道具リスト効率良く」(11月8日発行号掲載)の記事は下記URLから見られる
https://sumai.okinawatimes.co.jp/commons/building/detail/22481


以上が年末大掃除の手順となります。ぜひ前回の記事と合わせて参考にしていただき、きれいで気持ちのよいご自宅で新年を迎えましょう。

今年もありがとうございました。良いお年を。



執筆者(うえしろ・ゆうと)
1995年、うるま市石川出身。合同会社サンジュ代表。同社ではハウスクリーニングのほか料理などの家事代行業や庭掃除事業も行う。
(電話=0120・547・252)
http://sunju-okicaji.com/hp/


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2032号・2024年12月13日紙面から掲載

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