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2024年11月8日更新

掃除日程を見える化&道具リスト作り効率良く|プロが伝授 おそうじ術⑧

ハウスクリーニングを行う合同会社サンジュの宇江城雄斗代表がプロのお掃除術を紹介します。今回は年末の大掃除をスムーズに行うための、スケジュールの立て方や道具リストの作成について説明します。

ハウスクリーニングを行う合同会社サンジュの宇江城雄斗代表がプロのお掃除術を紹介します。今回は年末の大掃除をスムーズに行うための、スケジュールの立て方や道具リストの作成について説明します。


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掃除日程を見える化&道具リスト作り効率良く

今回は大掃除の下準備

今年も残すところ2カ月となりました。気持ちよく新しい年を迎えるため、年末になると各家庭で大掃除をする光景が見られます。弊社でも11月、12月は大掃除の相談が増えます。

今回は、大掃除の準備編。スケジュールを立てるポイントや、準備すべき道具を紹介していきます。


大掃除リストを作るべし 
大掃除の前にまず、やっておいてほしいのが「大掃除リストの作成」です。「誰が」「いつ」「どこを」掃除するか明確にします。家族で分担して行う場合は各自ができる日に合わせてスケジュールを組みましょう。リストをつくることで、日程や責任を見える化できます。

スケジュールを組む際にも注意が必要です。年末は仕事が忙しくなったり、急な予定が入ったりとバタつくと思います。余裕を持って日程を組みましょう。

「急に予定が立て込み、掃除をする時間が取れそうにない。業者に頼ろうと思ったが予約が取れなかった」という声も耳にします。清掃会社にとって12月は繁忙期。直前に予約を取るのが難しい場合もあるので注意しましょう。

また、意外と大切なのはゴミ出しの日を確認すること。不用品の処分タイミングも決めておきましょう。


使う道具を準備すべし
「大掃除リスト」をつくったら、使う道具も事前に準備しておくことで、当日はスムーズに大掃除を進められます。当日に「道具がない!」と買い出しに行っていると、時間の無駄になってしまいます。

掃除をする場所別に必要な道具や洗剤リストをまとめました=下表。参考になさってください。また、当連載で以前に掲載した「汚れの原因別 洗剤の選び方」(8月9日発行号)も再掲します。

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次回(12月13日発行号)では、大掃除の実践についてお伝えしていきます。
 

 誰が・いつ・どこを掃除するか「大掃除リスト」に明記!


 

「お掃除道具リスト」


 

 洗剤の選び方 

「汚れの原因別 洗剤の選び方」(8月9日発行号掲載)の記事は下記URLから見られる
https://sumai.okinawatimes.co.jp/commons/building/detail/21982

 

つけ置きでお掃除ラクに

せっかく大掃除をするなら、すみずみまできれいにしたいもの。落ちにくい頑固な汚れは、つけ置きするのがおすすめです。いくつか紹介します。
 

 ガスコンロやキッチン換気扇 
大きなバケツなどに60度の湯をため、中性洗剤を入れる。そこにコンロの五徳やファンを60分〜120分つけ置きする。※アルカリ性洗剤の方が落ちやすいが、変色の可能性があるので注意。

 浴室のカビ 
浴室が乾いた状態で、ハイターなど塩素系漂白剤をかけて、ラップを貼り付ける。そのまま5〜15分つけ置きする

 浴室のウロコ汚れ(水垢)
酸性洗剤を吹きかけて上からラップを貼り付け、60分ほどつけ置きする。

 浴室の床の茶色汚れ 
アルカリ性洗剤(マジックリンなど)を吹き付けてラップを貼り付け、30〜60分つけ置きする。




執筆者(うえしろ・ゆうと)
1995年、うるま市石川出身。合同会社サンジュ代表。同社ではハウスクリーニングのほか料理などの家事代行業や庭掃除事業も行う。
(電話=0120・547・252)
http://sunju-okicaji.com/hp/


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2027号・2024年11月8日紙面から掲載

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