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2024年10月11日更新

夏服しまって冬服へ 衣替えのポイント|プロが伝授 おそうじ術⑦

ハウスクリーニングを行う合同会社サンジュの宇江城雄斗代表が、さまざまな場所・モノのお掃除術を紹介します。今回は衣替えのポイント。「夏服をしまうときに不要なものは処分して『8割収納』を意識すると服が増え過ぎず、次のシーズンの衣替えが楽になりますよ」と説明します。

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ハウスクリーニングを行う合同会社サンジュの宇江城雄斗代表が、さまざまな場所・モノのお掃除術を紹介します。今回は衣替えのポイント。「夏服をしまうときに不要なものは処分して『8割収納』を意識すると服が増え過ぎず、次のシーズンの衣替えが楽になりますよ」と説明します。


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夏服しまって冬服へ 衣替えのポイント

10月に入り、涼しい日も増えてきましたね。そろそろ夏服から冬服へ、衣替えを検討する時期だと思います。今回は、夏物の収納と冬物の準備を効率よく行うこつを紹介します。特に、沖縄は湿気が多くカビも発生しやすいので、夏服の収納には気を配りましょう。

夏服をしまう際のポイント

①衣類のチェックと処分
夏服をしまう際にやっておきたいのが、来年も着る服と処分する服の分別です。衣替えは、不要な衣服を処分する絶好のタイミングです。このときに思い切って処分をしておくことで、収納をすっきりさせることができます。

また、衣類が増え過ぎるとクローゼットにホコリがたまりやすくなったり、カビの原因になったり、掃除もしにくい状態になってしまいます。

②服をカテゴリー分けする
「ズボン」「Tシャツ」などのアイテム別や、「お父さん」「お母さん」などの人別など、カテゴリー分けしておくと、必要な衣類をスムーズに出し入れできます。

③洗濯とお手入れ
夏服をしまう前に洗濯をしましょう。汚れが残っていると、ほかの衣類に移ったりカビの原因になったりします。

④しまう
夏服をしまう収納ケースは、通気性が良い物や管理しやすい形などを選ぶのが良いです。ギュウギュウに詰め過ぎず、8割収納を意識しましょう。防虫剤を入れることも忘れずに!


冬服を出す際のポイント

①衣類のチェック
カビや虫食いなどがないかチェックしましょう。

②衣類の洗濯
洗濯してからしまっているとは思いますが、長くしまっているとホコリが付着しています。出したタイミングでも洗濯してから着衣することをオススメします。

 

◇  ◇  ◇  ◇  ◇


以上が衣替え時のポイントになります。衣替えのタイミングで処分をしておくと、服の量が増え過ぎません。自宅の空間作りに役立ててみてください。

 

夏服を収納する際の4つのステップ

①衣類のチェックと処分

衣替えのタイミングで思い切って夏服を処分すると、収納をすっきりさせることができます。気に入って購入した服を処分するのは意外と難しいですが以下の服などは思い切って処分しましょう。
★処分基準の例
 ○古くなって切れている、ヨレている服
 ○洗っても汚れが取れない服
 ○サイズが合わずに着ることが難しい服
 ○1年以上着ていない服

②服をカテゴリー分けする

例えばズボン、Tシャツなどのアイテム別や、家族であれば人別に分けます。カテゴリー分けしておくことで、必要な衣類をスムーズに出し入れできます。
★カテゴリー例
 ○人物/お父さん・お母さんなど
 ○アイテム/ズボン・Tシャツなど
 ○サイズ/冬のアウターなど大きめな衣類は家族でまとめる
 


 

③洗濯をする

汚れが残っているとほかの衣類に移ったりカビの原因になったりします。洗濯後はカビを防ぐために、しっかり乾燥させてから収納します。また、シミがあってもお気に入りの服であれば、シミ落としをしてからしまいましょう。
 


 

④しまう

収納ケースは、通気性が良い物や管理しやすい形などを選ぶのが良いです。ケースは何個か重ねる、高いところに入れる、クローゼットの奥にしまうなど収納する場所によっても適切なものは変わってきます。ハンガーにつるしたまま収納する方法もあります。いずれの収納でも「8割」を意識しましょう。ギュウギュウに詰めると空気の流れが悪くなってカビやしわの原因になります。

また、防虫剤を入れることも忘れずに。カビやムシの繁殖を防いでくれます。
 


 ★収納のポイント
 ○使用しやすい収納ケースを選ぶ 
 ○なにがどこにあるかすぐ分かるよう、ラベルを貼る
 ○防虫剤を入れる
 ○8割収納を意識。パンパンに詰めない
 

 

冬服を出す際のポイント

①衣類のチェック

長期間、しまっていた服はカビや虫食いなどがないかチェックが必要です。服を出しながら、今年購入が必要なアイテムをリストアップしておくと効率的です。
 


 

②洗濯してから着衣

きれいに洗濯をしてからしまっているとは思いますが、長く収納しているとホコリは付着します。出したタイミングでも洗濯してから着衣することをおすすめします。





執筆者(うえしろ・ゆうと)
1995年、うるま市石川出身。合同会社サンジュ代表。同社ではハウスクリーニングのほか料理などの家事代行業や庭掃除事業も行う。
(電話=0120・547・252)
http://sunju-okicaji.com/hp/


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2023号・2024年10月11日紙面から掲載

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週刊タイムス住宅新聞編集部

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