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2024年6月28日更新

【人物紹介】建築士になる夢を支援|総合資格学院沖縄校 教務長 上田 晃平さん[ひと]

1級建築士設計製図試験で、9年連続、沖縄県合格者占有率トップを誇る総合資格学院沖縄校。教務長の上田晃平さん(38)は、「生徒全員が合格できるよう、一人一人に合わせたサポートを続けていきたい」と語る。

合格占有率100%目標



総合資格学院沖縄校
教務長  上田 晃平さん


〈プロフィル〉うえだ・こうへい 1985年、熊本県出身。大学は農学部を卒業。熊本で小中高校生を対象とした学習塾で講師として勤務。2014年、総合資格学院に入社。佐賀、広島、長崎などを経て、昨年11月、沖縄校に赴任。趣味はダム巡り。

◆総合資格学院沖縄校 那覇市久茂地1-3-1-6F   電話=098・866・8311


-教務長の主な職務は?

建築士になることを目指し、当校に通う生徒の総合的なサポートが私の役目です。

高校でいえば担任のようなもの。各科目の先生が教える内容を補完し、学生一人一人の学習を個別にサポートしています。特に、生徒のモチベーションが上がったり下がったりする時期には、声掛けなど、より積極的なサポートを行っています。学習環境を整えることも大切な役割の一つです。


-心掛けていることは?

平等に接することです。学生の中には勉強が得意な人も苦手な人もいますが、どちらかだけを特別扱いするのではなく、全員が合格できるように公平に接するよう努めています。そのため、生徒一人一人の性格や学習状況の把握にも常に気を配っています。

沖縄には優しい性格の生徒が多く、自己主張をしたり、資格取得に向けてガツガツ取り組む姿が少ないように感じます。1点が合否を分ける。積極的に点を取りに行けるよう勉強に向き合わせることが課題です。

他県で勤めていた時、57歳の受講生が学科も製図も2回挑戦して1級建築士に合格したことがありました。人の何倍も努力していたし、授業の後は一緒にビールを飲んで励ましてきました。合格したときはとても感謝され、ともに喜び合いました。それがすごく心に残っていて、仕事のモチベーションにもなっています。

以前は熊本で小中高校生を対象にした学習塾の講師をしていたのですが、親に連れられてくるのと違って、ここでは仕事と両立しながら、自ら学びにくる生徒たちがいる。その成長と成功を見届けることはすごくやりがいを感じますし、私自身も刺激を受け、力をもらっています。


-御校の強みは?

当校は全国展開ならではの圧倒的な情報量があり、それらに基づいて毎年ブラッシュアップされる教材と、直接指導が強みです。学科も製図も専門の先生が直接教えていますが、その先生たちも研修を通じて常に学び続けているんです。こうした取り組みにより、質の高い指導を提供し、合格率を向上させることができています。授業以外の時間も含め、学生の勉強をサポートする体制が整っています。

-今後の目標は?

沖縄県の合格者数を増やし、1級建築士の合格者占有率100%を達成することです。昨年の学科試験は1点差で泣く生徒が少なくなかったので、本試験直前対策を強化していきます。これからも生徒一人一人に合った対応で、全員を合格に導いていけたらと思っています。
 
1級建築士学科対策講座。20~40代の社会人を中心に約30人が受講



本試験の直前対策 無料で
7月1日・2日 19時から

総合資格学院では、九州・沖縄・山口限定の特別企画として、令和6年度1級建築施工管理第1次検定の本試験直前対策を実施する。希望者は、一次対策模擬試験と、本試験直前最終講義が無料で受けられる。7月1日(月)と2日(火)。講義はLIVE&ZOOM形式による生解説で、各日19時~21時に開催される。上田さんは「最新の出題傾向に基づいて作成された当学院オリジナル模擬試験を使用した解説講義で、ここだけは押さえておこうというポイントを扱います。無料なので、受験予定の人はぜひ参加してほしい」と呼び掛ける。問い合わせは沖縄校 電話098・866・8311。

https://www.shikaku.co.jp/


取材/赤嶺初美(ライター)
毎週金曜日発行「週刊タイムス住宅新聞」
第2008号・2024年6月28日紙面から掲載

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