防災
2025年8月29日更新
[9月1日は防災の日]②日ごろから備え 正しく恐れ行動|自助・共助の心構え 大切|大同火災海上保険 株式会社
災害時、何より優先されるのは「命を守る」ことだ。もしもの時の備えについて、防災活動支援事業などに取り組む(合)MIYA CREATE.と大同火災海上保険(株)の担当者に話を聞いた。2社とも「災害時、『自助や共助』の力が非常に重要」と力を込める。防災リテラシーを高めつつも、被災時に行動できるよう、世帯ごとで「備え」についてあらためて考えよう!

日ごろから備え 正しく恐れ行動 知識を防災行動に生かそう
自助・共助の心構え 大切
大同火災海上保険 株式会社
大城知子さん 伊波辰朗さん 島袋康平さん
減災の知 冊子で発信 オフラインでも活躍
「災害への備えはハードルを上げ過ぎず、生活の中で習慣づけてほしい」と大同火災の島袋康平さん、伊波辰朗さん、大城知子さんは口をそろえる。この呼びかけには被災直後の「公助への過度な期待は禁物」というメッセージが含まれている。
災害時、各自治体など行政機関も被災する上、島しょ地域の沖縄は他県からの支援が遅れる可能性が非常に高い。島袋さんは「家族や近隣住民間、地域単位で『自分たちの命は自分たちで守る』自助・共助の意識が少しでも高まってほしい」と力を込める。
大同火災では「親子で楽しみながら防災・減災の知識を深められる」をコンセプトに、「おきなわ版 災害への備えハンドブック」を作成=下。無料で配布している。

クイズ形式で防災の知識を学べる。「地震」、「津波」、大型台風などの「風水害」から身を守るための対策を、災害発生から3日後まで時系列ごとに解説。「防災メモ」なども収録している
伊波さんは「専門団体にも監修してもらい、目安となる備蓄品や非常持出品のリストに加えて、『避難所と避難場所』の違いや避難行動の指針などを解説しています」と話す。コンパクトな冊子のため、持ち運びやすく、電子機器が使えないオフラインでも重宝する。


最低3日分の備蓄を防災メモで情報共有
備蓄におすすめなのが、「ローリングストックという方法です」と大城さんは話す。
カップ麵・レトルト食品などの保存食や生活必需品を多めに買って、日ごろから消費。使った分はその都度、補充していくことで、「備蓄品の有効期限を定期的に確認。何度か繰り返すことで、備えの意識が習慣づきます」。合わせて非常持出品も整理しておくと、急に避難の必要性に迫られても、とっさに対応できる。

また「防災メモ」の作成も大切。連絡手段が途絶えることを想定し、「どこに避難するのか家族間で共有しておくと、混乱した状況でも落ち合える可能性が高くなります。防災メモは避難所や避難場所の位置を確認し、話し合いながら作成してください」と大城さんは呼びかけた。
生活再建を保険が支え
「保険は全ての損害を補償するわけではありませんが、生活再建の支えとなります」と島袋さんは話す。沖縄県でも大地震の発生リスクはあるものの=「沖縄周辺 地震リスク高め」参照、「県内の地震保険の世帯加入率は低水準です」。保険未加入のまま地震で家を失ってしまうと、住宅ローンの債務に加え、立て直す建築費も必要となる。二重債務に陥らないためにも、保険を検討されては。
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毎週金曜発行・週刊タイムス住宅新聞
第2069号・2025年08月29日紙面から掲載