沖縄建築賞
2021年9月17日更新
第7回沖縄建築賞|一次審査10作品が通過
沖縄県内の優れた建築物や建築士を表彰する「第7回沖縄建築賞」の一次審査が9月2日、浦添市の沖縄建築会館で行われた。住宅建築部門9点、一般建築部門7点の中から選ばれた10点を紹介する。今回から全応募者によるプレゼンが実施されたほか、前回の正賞受賞者である大嶺亮氏(住宅建築部門)と細矢仁氏(一般建築部門)が各部門の審査委員として加わり、審査が行われた。
第7回沖縄建築賞 一次審査10作品通過
※作品名の前の数字は各部門におけるエントリーナンバー。
<住宅建築部門>
02 「西原の家」
與儀拓也/Studio Clamp
04 「路傍の小石 ウヤファーフジ ヌ マブイ」
金城豊・大城壮史/(有)門一級建築士事務所
07 「風と生きる花ブロックの家」
松田まり子/松田まり子建築設計事務所
08 「4世代が住む家」
濱元宏・豊崎孟史/(株)GAB・濱元宏建築設計事務所
10 「いつも開け放つ。呼吸する都市住宅」
平良和礼/(株)渡久山設計
<一般建築部門>
01 「アトリエm」
亀崎義仁/カメアトリエ
02 「万座毛周辺活性化施設」
慶佐次操・宮城英彰・運天浩/(有)名工企画設計
04 「恩納村立うんな中学校」
河野泰志・宇垣安晃/(株)国建
05 「咲元酒造」
玉那覇仁/(株)玉那覇仁建築設計事務所
07 「お食事処 ちゃんや~」
下地洋平・玉城盛太・比嘉雄大/クロトン設計
受賞作品は10月29日発行号に掲載予定
一次審査は、審査委員らのいる沖縄建築会館と各応募者をオンラインでつないだ、リモートでのプレゼンで行われた。古谷誠章審査委員長は「応募者のみなさんには互いの発表や審査委員とやりとりした内容をヒントとして、これからの仕事に生かしてもらいたい」と期待した。
今後は、現地審査を含めた二次審査を10月中旬に行い、結果を10月29日発行の本紙で発表する予定となっている。
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1863号・2021年9月17日紙面から掲載