［お住まい拝見＋］設備はメンテも考慮｜アトリエ･ネロ

2024年9月、10月に掲載した「お住まい拝見」の記事内で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介する。

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設備はメンテも考慮

西側から見た外観。手前右が車庫。建物本体から突き出した庇は、塩や水の影響を受けやすいため白く塗装し保護。デザインのアクセントにもなっている

8月30日号「海を満喫塩害にも強く」安次富さん宅
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海沿いでも100年持つ家にと、緻密なコンクリートを使い、海風が当たる南面と東面には表面含浸材を塗布して建物の耐久性を高めた安次富さん宅。設備や配管類は塩の影響で定期的なメンテナンスが必須となるため、作業のしやすさにも配慮した。

エアコンの室外機は海風が当たりにくい2階北側の庇上に並べ＝上赤部、水回りの配管類は車庫の壁面に設置＝下。目立ちにくいが表に出ているため確認しやすく、作業性もいい。

車庫内部。正面は1階水回りの外壁。配管類は、むき出しながら打ち放しのコンクリート壁と相まってスタイリッシュな雰囲気

撮影／矢嶋健吾　文／徳正美
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2025号・2024年10月25日紙面「今月の表紙から・2024年９・10月」より掲載

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