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2022年2月25日更新

[お住まい拝見+]木の建具で和モダン

[お住まい拝見+]このコーナーでは、「お住まい拝見」や「こだわリノベ」で、掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。(紙面連載「今月の表紙から 2022年2月」より掲載)

木の建具で和モダン

和室からテラスを見る。写真右の障子は太鼓張りにして木の印象を抑え、テラスとアプローチを仕切る格子戸の印象を強めている。植栽はタマリュウなどの和風な下草に、シマトネリコなどの線の細い樹種を組み合わせて和風になり過ぎないようにしている
和室からテラスを見る。写真右の障子は太鼓張りにして木の印象を抑え、テラスとアプローチを仕切る格子戸の印象を強めている。植栽はタマリュウなどの和風な下草に、シマトネリコなどの線の細い樹種を組み合わせて和風になり過ぎないようにしている


2月18日号「『井』の字の間取りで広々」
Uさん宅/コバヤシ401.Design room

室内にあしらわれた木目の浮き出たコンクリート壁に目を奪われるUさん宅。モダンな印象を与えつつ、木の建具をポイントとして見せることで和テイストも感じさせる。

テラスとアプローチを仕切る門代わりの格子戸は、和室からテラスを見た際の存在感がたっぷり。和室の障子は太鼓張りといって、桟の表裏両面に障子紙を張ったもので、桟を直接見せないことで室内側の木の印象を抑えている。太鼓張りは桟のほこりだまりを防ぐ特徴もあるという。和室にある座卓は、Uさんがリメークしたもの。「濃い茶色の塗料を削り落として材の素の色を出した」とUさん。淡い色で和室にマッチし、塗装の色が残る脚の「U」がアクセントになっている。

リビングの一角にあるスタディーコーナーにも格子戸を使う。「中のカウンターに座った時、背後が気になりそう」という夫婦の声を受けて設置。格子の間隔は広めで、抜ける光が柔らかくリビングを照らす。

リビングの一角にあるスタディーコーナー。窓から入る光が白壁に反射し明るい。格子戸から漏れた光が、リビングを柔らかく照らすリビングの一角にあるスタディーコーナー。窓から入る光が白壁に反射し明るい。格子戸から漏れた光が、リビングを柔らかく照らす

サンゴしっくいの壁で白などの淡い色を基調とした和室
サンゴしっくいの壁で白などの淡い色を基調とした和室

和室の座卓は、以前から使っていたもので元は濃い茶色だった。Uさんが塗装を削って剥がし、クリア塗装で仕上げた和室の座卓は、以前から使っていたもので元は濃い茶色だった。Uさんが塗装を削って剥がし、クリア塗装で仕上げた


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1886号・2022年2月25日紙面
「今月の表紙から 2022年2月」より掲載

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この記事のキュレーター

スタッフ
川本莉菜子

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編集者
好奇心が行動源。まち歩きで面白いことを発見した時に興奮し、脇目振らずに追いかけて迷子になること多し。人が住む・暮らす場所にある歴史、知恵、繋がりの面白さを見つけて発信していきたいです。よく県外出身かと聞かれますが、生粋のウチナーンチュです。

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