お住まい拝見+
2020年11月27日更新
[お住まい拝見+]角や窓辺に存在感ある緑
[お住まい拝見+]このコーナーでは、「お住まい拝見」や「こだわリノベ」といった巻頭企画で、掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。(紙面連載「今月の表紙から 2020年11月」より掲載)
角や窓辺に存在感ある緑
外を取り込む家/コバヤシ401. Design room㈱/Kさん宅より
2階からリビングの吹き抜けを見る。つる性のアイビーが本棚前の階段から垂れ下がる。1階パソコンスペースの窓辺も植物で飾る
大開口で庭を室内に取り込むようなKさん宅は室内も緑で飾る。
廊下の突き当たりや階段に置かれた背丈のあるウンベラータ、高い場所から垂れるつる性のアイビーなどは存在感があり、自然と目がいく。
階段のコーナーには背の高い植物を置いてアイキャッチに
白い壁をバックに、線の細い植物も見栄え良く
どの窓辺にも緑が見えるのもポイント。
子ども室の窓は地面との差が50㌢程度のため、背丈の低い植物でも窓の向こうに葉先が見える。
室内に置く鉢の数を増やさずとも、置き場、建物の特徴を生かした見せ方でどこにいても緑が感じられるように工夫されていた。
子ども室の窓先に見えるのは犬走りの植栽
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1821号・2020年11月27日紙面「今月の表紙から 2020年11月」より掲載