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2020年10月23日更新

[お住まい拝見+]窓・収納を広く使う

[お住まい拝見+]このコーナーでは、「お住まい拝見」や「こだわリノベ」といった巻頭企画で、掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。(紙面連載「今月の表紙から 2020年10月」より掲載)

窓・収納を広く使う

庭共有する姉妹の2世帯/築・建築計画設計事務所/沖縄家作人NET/Oさん・Tさん宅より


Oさん宅の和室。中央のテーブルの下は掘りごたつになっている
 

庭に面した開口部。和室(写真左手)とリビング(右手)の間にある、溝付きのかもいがサッシの額縁まで延びる


掘りごたつのテーブルを畳の下に収納した様子。普段はこの状態で使っている



夫人同士が姉妹で、共有の庭を挟んで建つOさん宅とTさん宅。窓の位置が向かい合わないようにするなど、各世帯のプライバシーを確保しながら仲良く暮らしている。

ほかにも、限られた空間をできるだけ広く使い、暮らしやすくするための工夫が随所に施されている。

例えばOさん宅の、庭に面した開口部は、和室とリビングの境界上にある。そのため窓の真ん中に柱が来て、かもいやふすまをその柱に当てるのが一般的だ。しかしOさん宅では、サッシの額縁にふすまとかもいを当てることによって、柱が不要に。視覚的に開放的な空間となった。

一方、Tさん宅では、クローゼットに扉をあえて付けていない。Tさん夫人は「アパート時代、クローゼットの中に収納ケースを入れていたが、引き出しが扉に当たって開けにくかった。今は扉がないので引き出しがつっかえることがない」と喜ぶ。

さらにクローゼットの中の可動棚は、一番下にしても棚板が浮くようになっているため、掃除もしやすくなっているという。


Tさん宅の子ども室。クローゼットに扉がないため、引き出し式の収納ケースでも、サイドの壁面ぴったりに寄せて置ける


Tさん宅の洗面室。ウオークインクローゼットも併設されているので、効率よく着替えられる

Oさん宅の廊下。部屋に囲まれているが、トップライトのおかげで明るい
 
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1816号・2020年10月23日紙面「今月の表紙から 2020年10月」より掲載


 

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出嶋佳祐

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編集者
「週刊タイムス住宅新聞」の記事を書く。映画、落語、図書館、散歩、糖分、変な生き物をこよなく愛し、周囲にもダダ漏れ状態のはずなのに、名前を入力すると考えていることが分かるサイトで表示されるのは「秘」のみ。誰にも見つからないように隠しているのは能ある鷹のごとくいざというときに出す「爪」程度だが、これに関してはきっちり隠し通せており、自分でもその在り処は分からない。取材しながら爪探し中。

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