建材ピックアップ|ハンモック|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

沖縄の住宅建築情報と建築に関わる企業様をご紹介

タイムス住宅新聞ウェブマガジン

家づくりのこと

家づくり

2021年10月22日更新

建材ピックアップ|ハンモック

ゆらゆらり、揺れが心地よいハンモック。魅力はそれだけでない。ソファにもベッドにもテントにもなる万能グッズなのだ。県内でハンモックを取り扱うショップで、楽しみ方や人気の商品を聞いた。

意外と万能ハンモック


 特徴  
ソファにもベッドにも 室内外でも車内でも

好きな場所、大勢で

ムラブリハンモック(宜野湾市)の店主・中島一臣さん宅のリビングには、自立スタンド式ハンモックが置かれている。「朝起きたら、ここに座ってボーッとして、夜は横になってテレビを見て。すると息子も入ってくるから、くっついて他愛の無い話をする家族の中心にハンモックがある」

愛車(軽自動車のワンボックスカー)の後部座席にもハンモックをつっている。「フラッと出掛けて、人が居ない場所なら窓を開けて昼寝をしたり、車中泊をすることもあります」。気候がよければ「ハンモックを外に持ち出して木につり、風を感じながら過ごす」と話す。

愛車にもハンモックをつっている中島さん。「外に持ち出して、アウトドアにも活用しています

アウトドアショップNEOS(浦添市)のスタッフ・徳里豪隼さんは、年間60泊ほどキャンプをする。その際、「ハンモック泊」を楽しむこともあるそうだ。「ハンモックタイプのテントは軽くてコンパクト。持ち運びがしやすく、設営や撤収が簡単なのでソロキャンパーにとても人気です」

室内、自然の中、そして車の中まで。好きな場所で、好きな体勢で使えるのがハンモックの最大の魅力だ。

自立型とつり下げ型

ハンモックには、つるすタイプと自立型がある。
自立型(左面人気3位のタイプ)は、スタンド式で柱などに依存せずどこにでも置ける。ただし、スタンドの料金が別途かかるので高価になる。

つるすタイプは、柱や梁、木に巻き付けたり、アンカーボルトを打ってつるして設置する。自立型と違い、床のスペースを取らずに済むが、重量に耐えうる設置場所を確保する必要がある。

「ハンモックで揺られると癒やされる。それを自然の中で体感するとまた格別。
暑さが和らぐこれからの季節は、ハンモックシーズン。室内外、自由に楽しんでほしい」と中島さんは話した。

 人気1位  

ムラブリハンモックで1番人気の「太糸コットンチェアハンモック(1万5730円・税込み)」。1メートル四方のスペースに設置できる。耐荷重量は150キロ。リビングでテレビを見たり、テラスで読書をしたり、ブランコ感覚で遊んだりと幅広く使える

 人気2位 

人気2位は、横になっても伸び伸び足が伸ばせる「細糸コットンベッドハンモック(レギュラーサイズ・1万9800円・税込み)」。ゆったり横になって使えるベッドタイプのハンモック。細糸で編み目が細かく、体の重力を優しく吸収する低反発の寝心地が魅力。奥は「太糸コットンベッドハンモック(レギュラーサイズ・1万2650円・税込み)」。太糸ならではのがっしりした安心感がある


 人気3位 

自立型の「木製チェアハンモックスタンドセット(スタンド・5万600円、ハンモック・1万2430円、いずれも税込み)」。どこにでも置けるので賃貸住宅などにもおすすめ


県産ハンモック
大宜味村喜如嘉から発信


県産ハンモックブランド「方舟」は大宜味村喜如嘉にアトリエを構える

ことし7月、メイドインオキナワのハンモックブランドが誕生。大宜味村喜如嘉の古民家をアトリエに改装し、中島一臣さん、牧子さん夫妻と、井伊智美さんら3人の作家が編んだハンモックを販売する。中島さんは「長年、タイのムラブリ族が作るハンモックを輸入して販売してきたが、コロナ禍で難しくなった時期があり、これを機に自分で編んでみようと沖縄産のブランド『方舟(はこぶね)』を立ち上げた。タイに行くたびに編み方は習っていた」と語る。
 
完全受注販売のため「サイズ、デザインなど細かいニーズにも応えられる」と話した。


ハンモック作家の中島牧子さん(左)と井伊智美さん。アトリエでは製作のほか、ハンモック編み教室も開催予定だ


ハンモックテント

ソロキャンプブームでハンモックタイプのテントも需要が高まっている。アウトドアショップNEOSのスタッフ・徳里豪隼さんは、「僕が使っているものは片手で持てる大きさと軽さで持ち運びが楽。チェアにも寝床にもなるので便利だし、カヤ付きのものなら虫も気になりません」。
斜面やぬかるみ、草むらなどでも丈夫な木があれば設置できるのもメリット。「ただし、ハンモックだけでは防水性がないので宿泊する場合はタープとの併用をおすすめします。僕は3㍍×3㍍のスクエアタープを愛用しています」。

また、「ツリーストラップ」=下写真2=を使えば設営も簡単。「専用のストラップは木への負担も考えて幅広に作られています。幅が1.9センチ以上あれば、木に負担を掛けにくいとされています」。

 
写っているのは、徳里さんが愛用する「コクーンウルトラライトモスキートネットハンモック」(1万1550円・税込み)。「コクーンはトラベルシーツなどを作っている会社なので、ハンモックも肌触りが良い。重さもカラビナ(留め具)込みで400グラムにも満たない」


写真2)ハンモックと木をつなぐのに便利な「ツリーストラップ」。写真は「コクーンハンモックストラップUL(4620円・税込み)。幅広のバンド部を木に巻き付けひもで長さを調節※カラビナは付属されません


 問い合わせ 
人気1~3位、県産ハンモックは「ムラブリハンモック」
宜野湾市大謝名4-22-2 ☎098・898・9428
https://www.mlabri-hammock.com
※来店の際は、事前に電話予約が必要


ハンモックテントは「アウトドアショップ NEOS」
浦添市牧港2-50-11
☎098・877・6122
https://www.outdoor-neos.jp/
※水曜定休
 


編集/東江菜穂
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1868号・2021年10月22日紙面から掲載

この記事のキュレーター

スタッフ
東江菜穂

これまでに書いた記事:252

編集者
週刊タイムス住宅新聞、編集部に属する。やーるんの中の人。普段、社内では言えないことをやーるんに託している。極度の方向音痴のため「南側の窓」「北側のドア」と言われても理解するまでに時間を要する。図面をにらみながら「どっちよ」「意味わからん」「知らんし」とぼやきながら原稿を書いている。

TOPへ戻る