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2020年12月31日更新

[withコロナ時代の住まい]衛生的な動線&リモートに便利

家にウイルスを持ち込まない動線や設備を有する家を紹介。合わせて、自宅でのリモートワークにも便利な空間を設けた家をピックアップした。

室内に土間廊下母屋と離れ分断

2020年11月13日発行号(1819号)|「母屋と離れの間に土間」|設計/GAB

Mさん宅
土間廊下が家の中央にあり、水回りを有する「母屋」と個室の「離れ」を分ける。母親の介護のために建てた家で「気配を感じながらも一人になれる空間が必要だろう」という建築士の配慮でなった形。リモートワークにも重宝しそう。

 

家族と客の動線を分ける

2019年8月16日発行号(1754号)|「台所床が壁に! 家は“遊べる箱”」|設計/建築設計事務所アトリエセグエ(現・㈱アトリエセグエ)

Sさん宅
感染対策として家族と客の動線を分けるのも一つの手。Sさん宅は大きな玄関土間の左手にLDK、右奥に和室。玄関は写真の和室側にある。来客は和室へ案内。和室が客間にもなり、在宅勤務の仕事場にもなる。

 

玄関外に手洗い場

2019年10月4日発行号(1761号)|「二つの土間で伸び伸び」|設計/ロカルウ

Mさん宅
感染対策の基本となる手洗いを、家に入る前に済ませられるのが玄関外の手洗い場。学校にあるような水場を玄関前に設けたMさん宅では、手洗いはもちろん、靴や道具類を洗ったりバーベキューでも大活躍。汚れを気にせず使えるのもいい。

 

くぐり抜けて頭を切り替え

2018年6月1日発行号(1691号)|「家中どこからでも緑」|設計/アトリエ・ダグ・アーキテクト

Yさん宅
リモートワークをする上で求めたいのが集中できる空間。Yさん宅では、坪庭に面した廊下のほか、クローゼットの奥にもワークスペースを配置。にじり口のような入り口は頭の切り替えにも役立つという。


多目的ホールに作業台

2019年8月23日発行号(1755号)|「吹き抜けで開放的に」|設計/㈱東設計工房

大城さん宅
廊下にカウンターを設け、多目的ホールとして活用した大城さん宅。吹き抜けに向けて設けた作業台は、個室でなくともリモートワークが可能。パソコン作業だけでなく、勉強したり、ピアノを弾いたり。家族みんなで活用できる。

 


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1826号 第1集・2021年1月1日紙面から掲載


 

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