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2025年3月7日更新

[沖縄]社会と暮らしを 支える女性たち|とまとハウジング|3月8日は国際女性デー②

女性が活躍する不動産会社として名をはせる、とまとハウジング。同社の不動産売買エージェント・内田志保さんに仕事のやりがいや会社の強みなどを聞いた。

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「沖縄クチコミ不動産」で活躍中 売買エージェント



とまとハウジング

内田 志保さん・不動産売買エージェント
1983年、宜野湾市出身。建築会社勤務を経て、2006年とまとハウジングに入社。宅地建物取引士、住宅金融普及協会認定住宅ローンアドバイザーなど多数の資格を持つ。2児の母。



Q 貴社の強みと内田さんが仕事で心掛けていること
当社は軍用地売買や任意売却を得意としていますが、専門部署があるわけではなく、基本的には相談の電話を取ったスタッフがその案件を最後まで担当するスタイル。会社の資格取得サポートも手厚く、スタッフ全員が各種資格を取得して幅広い知識を持ち、不動産売買のプロとして取引の円滑な進行をサポートします。それが「不動産売買エージェント」という肩書で仕事をしている理由です。

しかし案件は一人で抱え込まず、スタッフ間で意見を出し合ってお客さまの最善を模索する、社内の風通しの良さも強みです。その際は金銭面だけでなく、例えばお子さんの学校区などにも話が及びます。相談を生活に直結させて考えられるのは、女性が多い会社ならではかもしれませんね。ちなみに9人のスタッフのうち7人が女性。ネコスタッフも2匹います。

私個人としては「相談内容を広い視野で捉える」ことを大切にしています。例えば相続の相談を受けた際、それぞれのお話を伺うことで異なる視点からの正当な主張があることを実感しました。関わる方々の思いを丁寧にくみ取りながら皆が同じ方向を向いて気持ちよく売買が進められるよう、お手伝いができたらと思っています。


Q 仕事と子育ての両立について
小学4年生と2年生の子どもがいて、2度の産休・育休を取りました。両立に関しては、家族のサポートはもちろん、子育てに理解のある職場というのが大きいです。シフトを自分で決めることができるし、リモートワークも導入されているのでとても働きやすいです。


相談を受けたらスタッフ間で情報を共有し、みんなで「お客様の最善を模索する」

Q 社歴18年の振り返りと今後の目標
不動産売買という基本は変わりませんが、ニーズに応じて扱う不動産は変化しています。

高金利のあおりを受けていた時代はローン返済に困っている方々のために、競売にかかる前に物件を売却する「任意売却」に取り組んできました。

現在は不動産投資、特に軍用地への関心が高いので、セミナーやYouTubeなどで情報発信をしています。私も含めスタッフ全員が実際に軍用地などの不動産投資をしながらリアルな経験を積んでいます。

そして、これからは超高齢化社会を見据えて相続に注力したいです。「生きているうちに相続の話をするなんて縁起でもない!」との考えが根強くありますが、お客さまの大切な資産を守り、次の世代へ引き継いでいくために、これまでの経験や学びを生かして円滑な相続のお手伝いをしていきたいです。

今後もスキルアップに努めながら、お客さまによりよい提案ができるよう精進します。


入社18年で、同社の中ではベテラン。「人間関係がとても良く、辞めたいと思ったことはない」と内田さん

↓下の画像をクリックして、「とまとハウジング」のホームページへ



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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2044号・2025年03月07日紙面から掲載

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