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2025年3月7日更新

[沖縄]社会と暮らしを 支える女性たち|株式会社 レディースエステート&ビジネス|3月8日は国際女性デー⑤

社会と暮らしを支えようと、奮闘する女性が増えている。各分野でひたむき働く女性を紹介する。

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株式会社 レディースエステート&ビジネス

與座 園美さん・代表取締役
1969年生まれ、八重瀬町出身。県内外のノンバンク勤務を経て、財全グループの不動産部門の立ち上げに携わる。2024年4月に同社の代表取締役に就任。


不動産業界に入ったきっかけは?
もともと金融業界で20年間働いていました。最初は営業事務として入りましたが、事業者ローン・手形割引などの金融業務も担当し、県外の外資系ノンバンクでは支店長を経験しました。その後、弊社の本体である財全グループの金融部門で働き、不動産業界で女性が活躍できる場を作りたいという思いから、不動産部門の立ち上げに参画しました。

不動産業はお客さまの人生に深く関わる仕事です。お客さまの希望を形にし、将来を考えた提案ができる点に魅力を感じ、新たな挑戦を決意しました。

現在は代表として、「女性が働きやすい環境づくり」にも力を入れています。不動産業界は依然として男性の割合が高いが、近年、宅建士の資格を取得する女性も多く、専門知識を生かして働ける可能性が広がっています。


社の強みや働きやすい環境とは?
女性が長く働ける環境を整えることを大切にしています。例えば、資格取得支援を行い、合格時には取得費用を会社が負担します。育児や介護との両立を支援するため、産休・育休や介護休暇制度も整えています。年齢やライフステージに合わせた柔軟な働き方を実現できるようにしています。

また、お客さまの視点に立ち、家事動線や家族構成に配慮した間取りなどを提案しています。特に、子育て世代のお客さまには、生活動線を考慮した間取りに加え、子どもの成長を見据えた住まい選びのサポートを行っています。将来を見据えた住まいの提案ができるのが女性の強みだと思います。


今後の目標や展望について
現在、リゾート開発にも力を入れています。本部町で進めていたヴィラ「~白の楽園~VILLA(ヴィラ) BLANC(ブラン)」が3月に完成予定です=写真。今後は県外企業とも連携しながら、沖縄の魅力を発信するプロジェクトを増やしていく予定です。新たに瀬底島でも開発計画が進行中で、県外の設計会社と共同でプロジェクトを進めています。こうした取り組みを通じて、沖縄の不動産の可能性を広げたいと考えています。



また、女性が活躍できる不動産会社をもっと増やしたいと考えています。不動産業は、自分の成長につながるやりがいのある仕事。頑張った分だけ評価され、将来的に自分自身の資産形成にも役立ちます。若い世代の女性にも、ぜひ挑戦してほしいですね。

相続に関する相談も増えているため、社内に相続アドバイザー資格を持つスタッフを増やし、お客さまが安心して資産を受け継げるようサポートを強化していきます。女性ならではの視点を生かし、住まいだけでなく、資産形成や相続に関する総合的な提案ができる会社を目指しています。

 
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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2044号・2025年03月07日紙面から掲載

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