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2023年11月17日更新

[沖縄・木造住宅特集②]子育て世代向け専門に|琉球ストーク株式会社

琉球ストーク(株)が専門としているのが子育て世代向けの木造住宅。代表取締役の川口幸治さん、久美子さん夫妻は「私たちも3人の子育て真っ最中なので、同じ目線で提案できるのが強み。毎日の家事ストレスが減らせ、小さなお子さんがいても安心して暮らせる家づくりを提案しています」と笑顔で語る。

リビングは天井高をあげて開放的に。ダイニングキッチンは木の下がり天井が温かみと落ち着きを演出する。キッチンとダイニングは横並びにすることで、調理から盛り付け、配膳、片付けがスムーズ
リビングは天井高をあげて開放的に。ダイニングキッチンは木の下がり天井が温かみと落ち着きを演出する。キッチンとダイニングは横並びにすることで、調理から盛り付け、配膳、片付けがスムーズ


収納と家事動線にこだわり

琉球ストーク(株)が専門としているのが子育て世代向けの木造住宅。代表取締役の川口幸治さん、久美子さん夫妻は「私たちも3人の子育て真っ最中なので、同じ目線で提案できるのが強み。毎日の家事ストレスが減らせ、小さなお子さんがいても安心して暮らせる家づくりを提案しています」と笑顔で語る。

整理収納アドバイスやセミナーを展開する専門家集団「沖縄片付けラボ」とも提携。自身も住宅収納スペシャリスト資格を持つ久美子さんが、効率の良い家事動線や収納計画を担う。

相談を受ける際は、持ち込む家具の種類や大きさ、衣類や食器類といった持ち物を把握するだけでなく、家族それぞれのライフスタイルも確認。その上で「必要な場所に、必要な収納を、使う分だけ」「ながら家事ができる回遊動線」を軸にプランすることで、散らかりにくく片付けやすい住まいになるという。

久美子さんは「引っ越しの際に当社からプレゼントしている片付けラボさんの、キッチン周りお片付けサービスも好評。まずキッチン周りを整えることで新生活がスタートしやすくなりますよ」と話す。

リビング入り口に設けた収納兼ワークスペース。子どもたちは帰宅後、自分専用の収納にランドセルや学校用具をしまえるようになっている
リビング入り口に設けた収納兼ワークスペース。子どもたちは帰宅後、自分専用の収納にランドセルや学校用具をしまえるようになっている
 
ランドリールームから脱衣室、浴室方向を見る。手前に見えるのが家事台。上の室内物干しや奥の乾燥機から取り出した洗濯物は、ここで畳んで下の収納に収めたり、隣のウオークインクローゼットへ。脱衣室は扉が閉まるので、家族が入浴中でも気にせず家事や身支度ができる
ランドリールームから脱衣室、浴室方向を見る。手前に見えるのが家事台。上の室内物干しや奥の乾燥機から取り出した洗濯物は、ここで畳んで下の収納に収めたり、隣のウオークインクローゼットへ。脱衣室は扉が閉まるので、家族が入浴中でも気にせず家事や身支度ができる


担当変わらずじっくり

安心して子育てするには強い構造も重要。建築業を営む実家を皮切りに、長年現場経験を積んできた幸治さんは「大型化する台風や頻発する地震に備え、木造でも耐風等級2、耐震等級3を設定した構造計算を実施しています」と説明。シロアリ対策はもちろん、省エネ性能もZEH水準(1次エネルギー消費量が0・8以下の住宅)を標準としている。

打ち合わせから完成時まで担当が変わることなく、じっくり相談できるのも同社ならでは。「伝え漏れがなくて安心」「信頼関係が築きやすい」と喜ばれているそう。

コウノトリを意味する社名の通り、「ご家族に幸せを運び、お子さんが巣立った後も心のよりどころとなる、長く愛着の持てる住まいづくりが目標。今後も一棟一棟、丁寧に向き合っていきたい」と力を込めた。


モダンな雰囲気の2階建て住宅の外観。道路側は窓を減らしプライバシーを確保した
モダンな雰囲気の2階建て住宅の外観。道路側は窓を減らしプライバシーを確保した





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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1976号・2023年11月17日紙面から掲載

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